東京モーターショー(9)
2013/12/14 (土)
私はクルマのミッションに興味を持っています。
ミッションメーカーはニッサン系のジャトコとトヨタ系のアイシンAWがあり、
ホンダは自社開発となっています。
ジャトコのブースをじっくり見学しました。
フーガHV、シーマ、新型スカイラインに搭載される「JR712E」型ミッションです。
燃費性能と走行性能を高次元で両立したハイブリッドシステム用ミッションです。
1つのモーターと2つのクラッチを採用し、
トルクコンバーター・レスにより従来のFR車用7速ATとほぼ同サイズとなっています。
FF用ハイブリッド用ミッションです。
モーターを内蔵し、「CVT8ハイブリッド」と呼ばれています。
このミッションを搭載したクルマは
まだ日本で発売されていません。
北米は「パスファインダー(旧日本名テラノ)」があります。
今後、「ティアナ」「ムラーノ」「エルグランド」などに搭載されるものと思われます。
「CVT8ハイブリッド」系列の開発中ミッションが展示されていました。
CVT金属ベルトの構造が異なるようです。
開発中の製品を展示することはきわめて異例です。
「JR710E」「JR711E」と呼ばれる大型FR用の7ATです。
従来モデルより「加速性能」「変速」「高速域での静粛性」「燃費」
が向上しています。
私は知りませんでしたが従来の5ATとの部品共有化により
性能とコストのバランスを最適化しているようです。
数年前からスズキのクルマはミッションは
アイシンからジャトコに変更されています。
三菱eKワゴンとニッサンデイズも同じものを使っています。
今日も読んで頂きありがとうございました。
当分モーターショーのブログが続きますが、
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