2005年秋 九州買い取り
2009/9/7 (月)
4年前のお話です。
走行1000キロほどのR32を譲ってもらいました。
場所は九州福岡です。
セントレアから福岡行きの飛行機に乗りました。
お昼前に商談が成立しました。
フェリーの乗船時間までかなり余裕がありましたので
以前から行きたかった門司港レトロへ行きました。http://www.retro-mojiko.jp/index.html
上の写真は旧門司港税関です。
もともとあった建物を保存しているものや新たに建てたものがあります。
上の写真は国際友好図書館です。
この建物は新築です。
遊覧船です。
町がまるで博物館のようになっています。
じっくり見てまわったら一日遊べます。
門司港から見た関門橋です。
左側の橋のたもとは下関です。
上の写真は旧門司三井倶楽部と言い、旧三井物産の宿泊施設です。
相対性理論で有名なあのアインシュタインがここに宿泊したそうです。
駅のホームに見えますが、ここは九州鉄道記念館です。
SLもあります。鉄道が好きな方はお勧めです。 http://www.k-rhm.jp/
フェリーの乗船時間となりましたので新門司フェリーターミナルへ向かいました。
フェリーターミナルの建物は凝っています。
奈良時代の平城京大極殿を模した造りになっています。
右に見えるR32がお客様から譲っていただいた車です。
このR32を所有されていたお客様は本当に大事にされていました。
何しろ手放す日の天候まで気にされていました。
雨だったら延ばせないかと相談がありました。
この日は天気に恵まれ良かったです。
ドアにえくぼをつけられるのがいやだったので、
あえて大阪南港行きと神戸行きを避けました。
お客さんの少ない泉大津行きを選びました。
この買い取りを最後に私は買い取りへ行かなくなりました。
振り返ればいろいろなお客様がいらっしゃいました。
地方のお客様は本当に親切で良い方ばかりです。
食事をご馳走してもらえたり、泊まっていかないかと言っていただけます。
漁師さんの家で出雲に行ったときは大量のあわびをもらいました。
今ではどれもが貴重な思い出となっています。
そういえば一度だけへまをやらかしました。
冬の北海道にR33を買い取りに行った時、
車道と歩道の区別が出来ずフリント右ホイールをぶつけてしまいました。
雪ですべりテンションロッド(フロントの足回り部品)が曲がってしまいました。
立場上、私に注意する人は誰もいません。
これはまずいと思い、A部長と本店のS店長にわびの電話を入れました。
これにより長い距離を走れなくなってしまったので
夜の敦賀港までS店長にキャリアカーで迎えに来てもらいました。
今でも時々そのことを思い出します。
余計な仕事を作ってしまったと反省しています。