Z34
2009/11/5 (木)
当社は高年式の上質車を数多く販売してきました。
高年式の高額車は車好きのお客様が数多くいらっしゃいます。
当然、販売する車は新車同様でないといけません。
念には念を入れ、仕入をしています。
早いもので新型Z34が発売されてから1年になります。
最近ようやく中古車が出回り始めました。
今、流通している中古車はディラー試乗車が多いと感じます。
新型のホイールはレイズ製です。
サイド部分にレイズのロゴがあります。
このデザインよく見ると、かにの足を思い出してしまいます。
そういえば、そろそろカニすきに季節ですね。
新型のフロンとキャリパーはブレンボが廃止になり、曙工業製となりました。
19インチは先代モデル同様、4ポッドとなっています。
試乗したところブレンボとの差はあまり感じませんでした。
室内はR35の造りとよく似ています。
非常に質感が上がっています。
先代モデル同様、
バージョンST、バージョンTにはBOSEのオーディオが標準で付いています。
この車はオレンジ色の内装です。
ドア内張とシート座面中央部分はアルカンタータ調の生地です。
先代同様、北米市場が優先されていますので、
ブレーキレバーはコンソール左側にあります。
Z33と比べると、内装はかなり凹凸のあるデザインとなっています。
ハンドルも円ではなく、2時と10時部分が膨らませてあります。
これはおそらくメーターの視認性を上げる為だと思われます。
メーターカラーはオーソドックスです。
しかし、非常に見やすいメーターです。
先代で評判の悪かったバーが小さくなりました。
荷物も楽々積めます。
最近の車はウォーシャーノズルが内蔵されています。
またワイパーブレード表側にあった隙間が無くなっています。
これは風きり音低減のためとのことです。
エンジンは左右対象で綺麗にレイアウトされています。
エアクリーナーも2個あります。
吸入、エンジン、排気部分が左右対象です。
これにより、濁りの無い良い排気音が生み出されています。
専用ストラットバーはかなり薄いものが装着されています。
エンジンは運転席側に寄っています。
先代Z33は完成された良いデザインでした。
今でも根強いファンがたくさん存在します。
良いデザインの車でもモデルチェンジの時期が来ます。
おそらく日産は現行BMW5シリーズのような戦略に出たと思います。
アグレシッブにすれば奇抜ですが人を振り向かせることが出来るからです。
Z33はフロントサスがマルチリンクでした。
Z34はダブルウィシュボーンと古典的なサスとなっています。
乗った感じは、10cmホイールベースが短くなった分だけよく曲がります。
ボディは硬く感じますが、全体が締まっているので苦になりません。
Z33は毎年マイルドになり乗りやすくなりました。
Z34はもう一度原点に戻った気がします。
排気量が200CC上がり、オートマ車が7速になりました。
ナビもHDDになりました。
休日を楽しむには最高の車だと思います。