レクサスGS-F(5)
2016/9/18 (日)
スタートスイッチをオンにすると
左にGS-Fのシルエットが現れます。
ノーマルモードのタコメーターです。
スポーツモードにすると
タコメーターの文字盤が変化し、
頂上部分が7000回転になります。
スポーツプラスにすると
タコメーターのレッドゾーンが7000回転になり、
デジタル表示されるスピードメーターが右に移動し、
水温、油温計がタコメーター内に表示されます。
高性能なクルマですが、
エコモードにすると
タコメーターがなくなり
エコメーターに変わります。
ホットとクール機能がついているシートには、
新たにオートモードが備わりました。
ドアの内側に相当するウエザーストリップゴムの
室内側までドアトリムが張られています。
室内側にボディ色を見せない配慮がなされています。
同じように、
ドア開口部分もトリムが張られています。
ボディとタイヤは、ほぼ「つらいち」になっており、
後部にオーバーフェンダーが追加されています。
タイヤチェーンは装着不可となっています。
よく見ると、
ところどころにある「Fマーク」は
手の込んだ造りになっています。
立体感を感じるデザインです。
このクルマは、
ドアモールと一体になったサイドバイザーと
目立たないドアエッジモールを装備しています。
GSは昨年マイナーチェンジして
精悍さ増しました。
ドアミラーとスポイラーはブラックになっています。
サイドのステップ部分は
大きくせり出しています。
サイドステップは
フロントフェンダー上部まで延長されています。
フロント部分も
立体感が出でいると思います。
国内で販売されるようになったGSは、
以前はクラウン、マークXと共通だったものが
2代目から新型シャーシーになっています。
新型シャシーの完成度が高く、
走りはとても安定しています。
ハンドリングも良くなり、
IS-Fよりパワーが上がったエンジンは、
高回転までスムーズに回ります。
たとえて言うなら、
円空仏と広隆寺の弥勒菩薩像の違いに似ています。
エンジン特性は、
全体的に角が取れてマイルドになっていますが、
高回転の伸びを感じました。
シートの仕上がりがよく、
長距離乗っても疲れないと思われます。
ステアリングは
ノーマルのGSより、一回り太くなっているようです。
R35GT-Rとは
違った意味で運転が楽しめるクルマだと思いました。