久々初期ブラックに乗りました。
2010/8/25 (水)
久々に初期ブラックに乗りました。
このバイクは一番最初に購入したGT750です。
この時、私はGT750の知識があまりありませんでした。
とりあえず乗れれば良いという安易な考えで購入してしまいました。
後で初期モデルでない部品を発見し、自分でオリジナル状態に戻しました。
これはバイク屋さんの責任ではありません。
正直、バイク屋さんもよく分からない様でした。
最初のGT750を購入したのは5年前になります。
バイク屋さんが出来る限りの作業をしてくれました。
新品で手に入る部品は全て交換してくれました。
私はこのGTに自分の好みの塗装を依頼しました。
数年先はオリジナルのブルーに戻そうと思っています。
燃料タンクのスズキエンブレムは社外品新品です。
サイドカバーは新品が出ました。
ウォータークールドのエンブレムはタンクのエンブレムとともに
納車後、外国のパーツ屋さんから購入しました。
PAYPALという支払い方法で支払いました。
これはお互いが会員になっていればカード決済できるという方法です。
タンクエンブレムは純正と比べると中の赤部分に曇りがあります。
サイドエンブレムは純正よりオレンジラメが粗く、やや赤みがかっています。
購入したのは4年ほど前になりますが、どれも一枚45ドルほどだったと思います。
初期ジュネレーターカバーは専用品になります。
これはバイク屋さんが手持ちからきれいなものを取り付けてくれました。
初期モデルは4つのモデルが存在しています。
このバイクは三番目のモデルのようです。
前後のフェンダーは5型用が新品でメーカーから出ます。
リアフェンダーはGT550と兼用タイプになります。
GT750装着で使わないボルト穴が開いています。
純正のマフラーコーン塗装は半艶消し塗装ですが、
この部分は2サイクルオイルでべたべたに汚れてしまうので、艶ありで塗装してもらいました。
ラジエターガードはきちんと初期モデル用が付いていました。
B1用も形状は似ていますが、サイド部分やフロント部分の形状が違います。
初期用は微妙なカーブを描いています。B1用はほぼ直線で出来ています。
ラジエターガードはイギリスのEBAYで見つけて購入しました。
目が飛び出るほど高かったです。
当時は網タイプとこのタイプの2種類がオプションでありました。
左側のパッシングスイッチは社外品になっています。
純正はオレンジ色でPマークが入っています。
ミラークッションは外国のネットオークション(EBAY)で新品を手に入れました。
メーター裏側のカバーは三枚とも再メッキしました。
これも初期モデルのみ専用品となっています。
最近ヨーロッパで社外品が発売されたようです。
本物を見ましたが、純正より厚く錆びに強くなっているようです。
前後ウインカーは社外品を付けています。
レンズのみ新品が出ますので、バイク屋さんが純正を付けてくれました。
左ウインカー付け根にETC受信機を付けました。
初期モデルはスピードメーター全体がプラスチックで出来ています。
このバイクはスピードメーターの表面ガラスが割れていました。
器用な人がいるものです。CB750KO用を改造しはめ込んだそうです。
水温計とタコメーターは最初から新品に近いものが付いていました。
タンクキャップはアメリカのEBAYで手に入れた新品です。
タンクに貼ってある注意書きステッカーはレプリカ品です。
ラジエターキャップも新品です。
これも二年ほど前にEBAYで手に入れました。
リアサスは分解して再メッキをかけました。
購入した時、センタースタンドは5型用が付いていたので、後日初期用に交換しました。
リヤガードは新品が出ました。
フロントウインカーとリヤウインカーは社外品ですがメーカーが違います。
フロント用はフロントのみ生産し、リヤ用はリヤのみ生産しているようです。
購入する時は別々に買わなければなりませんでした。
リアレンズは社外品のCGCです。純正はトウカイデンソーのロゴが入っています。
ヘッドライト下側にあるホーンは初期モデル専用品です。
最近はオークションなどで高く取引されています。
外国のオークションですと100ドルから150ドルは出さないと買えません。
マフラーは左上部が最メッキ、右上が錆びの少ない中古品、右下はヤフーで買った新品です。
センターマフラーフロント部もヤフーで購入した中古品です。
このバイクのオリジナルマフラーは左側下部のみです。
初期モデルのフロントブレーキはダブルドラム式です。
5型用フェンダーですのでガイド穴の位置が合いません。
バイク屋さんがドリルで穴を開けてくれました。
使わなくなった穴は、車種は忘れましたが、車のトランク内張りを留めるピンを付けています。
私はこのGT750を購入してからGT750が更に好きになりました。
車を購入するポイントとして考えられるのはデザイン、価格、性能などだと思います。
バイクもデザイン、性能は同じだと思いますが、もうひとつ音(排気音)があります。
GT750は2サイクルですが音質を変える工夫がしてあります。
自己満足の世界ですが、アイドリングの音、加速する音が魅力となっています。
バイクは手間と時間をかけるほど綺麗になります。
無い部品は探そうする意欲が湧いてきます。
いままで探してなかった部品はありません。
毎日根気良く探せば世界にひとつはあります。
他人からみたらばかげた行為かもしれません。
しかし、何とかしようと思う行為は仕事に良い影響を与えています。
このGT750は新車に近いぐらい綺麗にするというテーマでレストアしました。
レストア中、バイク屋さんから何度も連絡をもらいました。
バイク屋さんは、過去たくさんGT750を販売していますが、
ここまで手間と時間をかけるレストアをした人はいなかったそうです。
レストアは手間と時間をかけるほど費用が高くつきます。
それも心配していました。私は中途半端が嫌いな性格です。
レストアは徹底的におこないました。
このGT750が完成したら一抹の寂しさが残りました。
初期を手に入れたので、最終モデルの5型が欲しくなりました。
また5型を新車時に近い状態に蘇えらせようと思いました。
これが5型を購入した一番の理由です。