七里の渡し
2010/8/30 (月)
お久しぶりです。コメントありがとうございました。
GT750初期モデルは貴重です。
大切にして下さい。
ご質問事項はお返事になっていないかもしれませんが、
マスターさんのBBSに書き込ませていただきました。
明日ツーリングに出かける予定です。
旧車はぶつけるとお金がかかりますので、安全運転で行きたいと思っています。
名古屋市熱田区に七里の渡しという所があります。
江戸時代に東海道はこの場所から三重県桑名市まで船で渡りました。
当時の船着場跡地です。
昔は碑があるだけでしたが、今は整備されて宮の渡し公園となっています。
渡し場の前に江戸時代に立てられた建物が2棟残っています。
この建物は説明書きを読むと、江戸時代は料亭だったそうです。
熱田荘の前から見た渡し場です。
駐車場はありますが、近所の人がとめてしまうようで使用することはが出来ません。
短い時間ですので、路上駐車して見学しました。
左奥に見えるのが自家用車のクラウンハイブリッドです。
熱田荘の東側に丹羽家住宅があります。
脇本陣であったとの説明があります。
江戸時代、中流旅館であったという意味です。
中央の常夜灯は復元されたものです。
江戸時代の浮世絵では海が青々としています。
残念ながら今はヘドロの臭いがしていました。
この建物は時を知らせる鐘を打つ鐘付堂です。
江戸時代は賑わっていた場所ですが、今はひっそりとしています。
近年、特に昭和に入り名古屋港は埋め立てられずいぶん狭くなりました。
江戸時代はここから伊勢湾が広がっていたそうです。
左側に堀川が見えます。
堀川は名古屋城を築城する時に建設資材を運んだ川です。
人工的の掘った川なので運河に値する川です。
犬を散歩させる人を時折見かけましたが、人は少なめです。
名古屋市で江戸時代の情緒が残っている場所といえば、
ここと緑区鳴海町ぐらいではないでしょうか。
どちらも旧東海道に面した場所です。
ほんのわずかな時間ですが、ひと時歴史に触れてみるのも悪くありません。
古い時代から現存する建物は保管にお金がかかります。
一番怖いのは火事による消失です。
皆様方におかれましても火事には十分注意してください。