4年前の北海道旅行①
2010/10/29 (金)
私は北海道が好きで過去に何度も行っていますが、
今回は以前からどうしても訪れたい場所を選んで企画しました。
名古屋から苫小牧までは太平洋フェリーを使いました。
http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/index.html
太平洋フェリーは北海道まで二日かかります。
正確にいうと、夕方名古屋港を出航し、翌日仙台港へ入港します。
2時間ほど停泊してから苫小牧へ向かいます。
出発して二日後の昼前に苫小牧港へ着岸します。
船内で4日間、北海道のホテルで6日間泊まりました。
10泊11日の一人旅でした。
この時使用した車はシビックハイブリッドです。
この当時、今もそうですがハイブリッド車に興味がありました。
初代インサイトにも乗ったことがあります。
20型プリウスも2台乗りましたが、フィーリングはシビックが好みに合いました。
たまたま4年前、知り合いのディーラーで
シビックハイブリッドに無限エアロを装着した車を発見しました。
無理を言って譲ってもらいました。
上の写真2枚は車を駐車してすぐに撮りました。
撮影してまもなく、シビックの前に車が止まりました。
車を降りてみたら中2階のような場所でした。
途中仙台港へ入港しますので、苫小牧行きの車は最初に乗船することになります。
船旅は中年夫婦に人気があります。
時期は9月の初めでしたが、一般客がたくさん乗船していました。
やはりほとんどが中年夫婦です。
行きの船はきそでした。
太平洋フェリーが所有している三隻の内、一番新しい船になります。
来春、いしかりが新造船に換わります。
フェリーの造りは高級ビジネスホテルとほぼ同じです。
特等部屋をチョイスしました。
夏場は二人部屋を一人で使うと追加料金が発生します。
秋になると必要なくなります。
ベッドはシングルサイズですが、良く眠ることができました。
船は適度な揺れがありますので、ベッドに入るとすぐに寝てしまいました。
特等室はバス、ウォシュレットトイレが完備されています。
冷蔵庫やドライヤーもあります。
テレビは航海中もBSを見ることが出来ます。
内装は船の中だと思えないくらい非常にセンスが良くて豪華です。
売店、喫茶コーナー、浴場などの設備が揃っています。
地中海をイメージした明るく開放的なイメージでデザインされています。
船内は広く、空間がたくさん取ってあります。
ファッションビルにいるような気分になりました。
太平洋フェリー苫小牧行きは日本列島に沿って北上します。
常時左側に陸地が見えていますし、
津軽海峡を渡るとき以外は携帯電話を使うことができます。
太平洋はきれいでした。
空と海のブルーが鮮明で色が濃く感じました。
外洋を眺めると地球の丸さを感じることができます。
海は果てしなく雄大です。
2日目、仙台港へ入港する前に姉妹船のきたかみとすれ違いました。
お互いの船の全長は200メートルほどありますが、洋上では小さく見えます。
みるみるうちに船が近づいてきました。
この時はお互いの船には船内放送が入ります。
互い船の乗客が手を振っていました。
船はどちらも時速45キロほど出ています。
すれ違いはほんの一瞬でした。
どんどん船は小さくなっていきました。
お互いの船長は、同じ会社の船同士ということもあり、船同士を近づけてくれました。
粋な計らいが嬉しかったです。
更に船は小さくなり、最後は船の上部のみ見ることが出来ました。
ここでも地球が丸いことを感じさせてもらいました。
二日後に苫小牧港へ到着しました。
これから長い道中があります。
先ずは最初の目的地の襟裳岬へ向かいました。
これより先は後日アップさせていただきます。