創業者ブログ

 

５型はタコとスピードメーターの間にギヤインジケーターが付いています。
台座部分は新品に交換しました。
台座部分は今でも出ますが、ガーニッシュの色がブラウンからブラックに変更されています。
またハイビームランプの色もレッドからブルーに変更されています。
メーター文字盤はかなり色あせているので、何とかしたいと考えています。



シートは新品がメーカーから出ますが、表面のレザー生地が異なります。
しぼが当時物より細かいのと、新品シートはモールが無いので穴を開けて
取り付けなければなりません。



初期モデル、B1よりステップ位置が上がっているので、バンク角は深くなっています。
キックレバー先端の角度が初期、B1より前に傾いています。



ステップの取り付けも異なります。５型は大小のボルト２本で固定されています。
マフラーは初期、B1はリヤステップと共締めでしたが、５型は別体になります。



リヤハブにあるロゴは初期モデルに存在しません。



３型以降からチェーンケースはプラスチックから金属製メッキタイプになります。
チェーンケースはメーカーから出ます。



ジュネレーターカバーは新品が出ましたので、バフをかけてもらいました。



初期モデルとヘッド形状が異なります。
スタッドボルト前のフィン形状が低くなっているのと、
ヘッド自体が角ばっています。
ラジエーターホースは新品ですので、当時物と材質が異なり、
ラバーゴムに布目状の模様が入っています。



３型から５型はソレックスタイプの連キャブです。レストア時に細かい部品まで再メッキしました。
純正のインシュレーターバンドは黒の半艶ですが、
このバイクは純正のきれいな部品をそのまま一番前のバンドに使い、
錆びていたバンドはユニクロメッキしたようです。
このあたりのことはずいぶん前のことですので記憶が曖昧ですが、
レストアしたバイク屋さんと打ち合わせが悪かったようです。



B1以降のタコメーターとスピードメータ裏蓋は今でも部品が出ます。
水温計の裏蓋は欠品なので、アメリカのEBAYで新品に近いものを買いました。



５型はステム周囲のボルトにSマークは入らないようですが、
レストアしたバイク屋がさんが気を利かしSマーク入りボルトに交換してくれました。



純正ミラークッションは購入時から付いていました。



ミラーは今でも出ますが、スズキのSマークがありません。
そこでヤフーオークションを利用し、当時物新品ミラー左右を入手しました。



フロントがダブルディスクですので、ブレーキは良く効きます。
初期モデルよりステップ位置がやや上がっているので運転も楽です。



ネットから探した画像です。
国内は５型で生産が打ち切られましたが、欧州で根強い人気があったようで、６型が存在します。
６型はGSに近いバイクで、ウインカー、フロントフェンダーなどの形状が異なります。
タンクラインも少し異なります。
この写真はヨーロッパモデルですが、北米モデルはテールライトの形状が四角になるようです。
ヘッドライトケース、ステー、サイドカバーは黒になり、タンクの色のみが変更されたようです。
カラーはブルーとレッドの２色は見たことがありますが、その他の色は分かりません。

GTの部品は無いと世間では言われていますが、
メーカーから出る補給部品は多少ありますので、
ヤフーオークションなどで高い部品を買う前に調べてみる必要があると思います。
今は梅雨時でGT750に乗る機会はあまりありませんが、
今シーズンもツーリングを楽しみたいと思います。

本日ももブログを読んで頂きありがとうございます。