北海道旅行(2)
2012/2/19 (日)
2日目は一日中航海です。
朝食はレストランでバイキングを食べました。
ツアーの団体客が大勢乗り込んでいました。
苫小牧行きは進行方向の左側が陸地になります。
太平洋にはけっこう貨物船がいました。
携帯電話は津軽海峡を横断するとき以外は通じます。
仙台港へ入港する前に姉妹船「きそ」とすれ違います。
この時は船内放送が入り、デッキに大勢乗客が来ました。
船は時速40キロほどで航海していますが、
お互いが進んでいるので、すれ違いはほんの一瞬です。
船体が200メートルほどあるので、太平洋で見ると大きさを感じます。
お互いの乗船客が手を振っていました。
苫小牧行きの航路が優先され、名古屋行きが航路を外れてすれ違うようです。
どんどん「きそ」が小さくなってゆきました。
仙台港入港前にピアノ演奏がありました。
アメリカ生まれの方で、日本で活動し音大の講師をされているそうです。
しばらくして仙台港へ入港しました。
接岸を見ると、最初に船をある程度まで岸壁に寄せます。
それからエアーガンのようなものでロープを飛ばします。
ロープは岸壁にあるロープ留めにかけます。
エアーで飛ばした細いロープの先に太いロープがあり、
これを3人がかりでロープ留めにかけるようです。
後は船内からロープを絞ると船が岸壁に近づきます。
仙台港は東北の中心都市ですので、港は積み荷が多く活気がありました。
反対側の岸壁で大型船を解体していました。
苫小牧行きの乗客は下船できません。
再び出航するまで船内で待つことになります。
船内にはきれいな売店があります。
各フロアーに喫煙所があります。
ヨットクラブという名の喫茶コーナーです。
客室スペースは3層に分かれています。
この部分が最上階になります。
ホテルでいうフロントに相当する案内所です。
新造船ということもあり、ごみ箱は機能的にデザインされています。
クレジットカードが使用できる衛星公衆電話です。
カードが無い場合、コレクトコールでかけることができます。
子供が遊ぶキッズコーナーです。
自販機は各階にあり、種類も豊富です。
「いしかり」が立ち寄った港から送られた記念の盾です。
船内にはゲームコーナーもあります。
明るく清潔な大浴場があります。
明るくとてもきれいです。
太平洋を見ながら入浴することができます。
先ほどのピアニストの演奏会が夜8時からありました。
無料で見ることができます。
新造船「いしかり」のコンセプトは「エーゲ海の輝き」です。
太平洋フェリーがフェリー・オブ・ザ・イヤーを20年連続で取り続けています。
私はフェリーが好きでいろいろ乗っていますが、
船内設備、食事内容、クルーの対応、どれもとっても最高ランクにある船だと思います。
本日も読んで頂きありがとうございます。
この続きは後日アップさせて頂きます。