北海道旅行(6)
2012/2/25 (土)
とてもすっきりデザインされたJR斜里駅です。
オホーツク海側は雪の量が多く、慎重な運転を心がけました。
朝、ホテルを出発してから雪道走行になりました。
国道244号線を走って網走へ向かいました。
長い直線が多くて走りやすい道でした。
涛沸湖の北側です。
小清水原生花園がある場所ですが、冬は雪に覆われています。
春になればきれいな草花が咲きます。
この直線道路は10キロほどあり、最後を右に曲がると網走市に入ります。
道の駅「流氷街道網走」は流氷を見る船が出航しますが、
あいにく流氷は接岸していませんでした。
私は紋別から乗るガリンコ号を予約していましたが、
ここで紋別も流氷は接岸していないと聞き、ガリンコ号の乗船をキャンセルしました。
ウトロに接岸していると聞いたのですが、この日は稚内まで行かなければならないので
戻って流氷を見ることを断念しました。
次はもう少しきちんと計画を立てて流氷を見たいと思います。
網走のオーロラ号は2隻あり、湾内観光になっていました。
こちらがオーロラ1号です。
流氷見学ツアーは人気があるようで、大勢の観光客がいました。
車中から撮ったJR網走駅です。
予定を変更し、以前一度訪れたことのある北方民族博物館へ行きました。
http://hoppohm.org/index2.htm
ここは専門的な博物館なので、一般のツアーで行く場所ではありません。
ちょうど世界の台所を紹介している特別展を開催していました。
世界中の民族における台所の様子をミニチュアで再現しています。
全部で24点展示してあり、実物の10分の一で作られています。
これは北海道にあったアイヌの台所を紹介しています。
富山、岐阜にある合掌造りの台所です。
隣の国、韓国の台所です。
現代の住宅の床暖房に相当するオンドルが再現されています。
ネパールの台所で、4層の最上階が台所になっています。
この他にも模型はありましたが、割愛します。
ここが常設展示の入口です。
世界には多くの北方民族が存在するので、居住地域の分布を説明しています。
居住地や交流場所の説明から衣服の展示に入ったところです。
魚の皮で作った衣類と靴です。
精神世界を説明していますが、宗教や祈りに使う道具などがあります。
アイヌのクマ送りを説明しています。
住居の解説をしているコーナーです。
一部が実物大で再現されています。
これはイヌイットの家です。
祭りや祈りに使う道後などを展示しています。
埋葬品などを紹介しています。
移動手段として船などの道具を展示してあります。
動物や魚などを狩猟する道具の説明です。
子どもを乗せるものと遊び道具の紹介です。
子どもを入れるいろいろな種類の籠などを紹介しています。
雪の上を歩く道具です。民族や地域により形状と使い方は異なるようです。
私がこの博物館が好きなのは展示方法と色遣いです。
とにかく色のセンスは抜群で、とてもきれいです。
アイヌを始めとした北方民族にたいへん興味があり、また訪れたいと思っています。
この後、オホーツク流氷館へ行きました。
先ほどの北方民族博物館より来館者は大勢いました。
この場所は山の頂上にあり、網走市を見渡すことが出来ます。
「流氷の天使」クリオネが泳いでいました。
毎年流氷を入れ替えているそうです。
流氷の氷の塊が展示してありました。
ふうせんのような形をしたふうせんうおです。
ここには展望台があります。
360度パノラマで周囲の景色を見渡すことが出来ます。
売店に面白いTシャツを売っていました。
KUMAのTシャツは笑えます。
この後、国道238号線を走り稚内へ向かいました。
途中にある能取湖ですが、湖面は凍結していました。
国道は湖を半周するように走ります。
途中からオホーツク海に出たら一部海面に氷が浮かんでいました。
地球温暖化の影響もあり、流氷は小さくなっています。
後10年ほどたったら流氷自体が来なくなるのではないかともいわれています。
途中にあった漁村は漁船が丘に上げられていました。
しばらく走り、道の駅「サロマ湖」へ着いたので少し休憩をしました。
大きな駐車場のある道の駅です。
雪像が作られていました。
雪道を稚内まで急ぎました。
紋別にある流氷を割って進む初代ガリンコ号です。
ガリンコ号の2代目は出航していました。
残念ながらここにも流氷は接岸していませんでした。
52件ある北海道遺産の説明パネルです。
ちょうど数日後から始まる紋別流氷まつりの準備をしていました。
作業に当たっているのは自衛隊員です。
これは氷で出来た中尊寺です。
いろいろなイベントが行われたようです。
稚内手前にある宗谷岬に着いたら吹雪になりました。
めったに来れない場所ということもあり、写真を2枚撮りました。
少し遅くなってしまいましたが、無事稚内へ到着しました。
釧路と同じドーミーチェーンのホテルに宿泊しました。
http://www.hotespa.net/hotels/wakkanai/
網走の北方民族博物館で時間を使いすぎてしまい稚内到着が遅くなりました。
北方民族博物館は内容が濃くて見応えがあったと思います。
オホーツク流氷館の方はあっさりしていました。
今日も読んで頂きありがとうございます。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。