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国宝と美術旅行(5)

2012/6/11 (月)



「ミッデルハルニスの並木道」という名の作品です。
17世紀オランダ風景画でもっとも有名な作品で、
構図が大地の広がりを感じさせる傑作です。



エル・グレコの大祭壇衝立です。
おのおの絵はナポレオン戦争で散逸してしまいましたが
推定復元したものです。



有名なミレーの「落ち穂拾い」です。
この絵の価値は背景に山のような穀物を収穫している豊かな農民と
おこぼれを拾う貧しい農民との階級的落差を強調している点です。



ダリの「ゆでたいんげん豆のある柔らかい構造:内乱の予感」という長い名のついた作品です。
スペインの内乱が起こる前の作品で、ダリの精神状態が現れているといわれています。



「予言者の報酬」というタイトルがついたキリコの絵です。



ピカソ初期の作品「玉乗りの少女」です。
ピカソは写実的な絵からスタートし、少しずつ変化て行きました。



青の時代は濃いブルーを使った暗い絵をたくさん描きました。
中央はこの時代の自画像です。



晩年は抽象的な絵を描くようになりました。
大塚国際美術館にピカソの絵は数点あり、この絵は「裸婦とパイプの男」です。



左は「マンドリンとギター」、右は「ダンス」で、
どちらもピカソの作品です。



ピカソの代表作といえば「ゲルニカ」です。



20世紀でもっとも重要な作品ともいわれています。



パリ万国博覧会のスペイン政府館の壁画として描かれ、
ナチスドイツがゲルニカに対して行った無差別攻撃を表しています。
別の場所に展示してありました。



モディリアーニの「若い小間使い」です。
瞳のない眼が過酷な日常を過ごす小間使いの生活を表しています。



中央はB3にある案内所です。
奥にミュージアムショップがあります。

本日も読んで頂きありがとうございます。


私は興味ある絵を見てから作品の意図したものを考えます。
それから解説を読みます。
それが概ね合っていれば嬉しくなります。
このことは仕事上、大いに役立っています。

これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。
よろしかったらまた読んでください。




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