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国宝と美術旅行(7)

2012/6/13 (水)



ゴッホの作品はたくさん展示してあります。
この作品は「アルルのゴッホの部屋」です。
狭い部屋ですが、遠近感を強調し、
単純な平塗りで家具の存在感を強調しています。



ゴッホの自画像です。
的確な全体がゴッホらしい力強いタッチで描かれ、
全体が薄いグリーン系で統一されたバランスのよい作品だといわれています。



有名な「ヒマワリ」です。
「ヒマワリ」の絵は全世界に数点あり、
損保ジャパンの所有するものからではなく、
オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館所蔵のものからの複製です。



ゴッホの「オーヴェールの教会」です。
この教会は今も現存しているそうで、
ロマネスク様式の建築物が火炎(フランボワイヤン)様式で表現されています。
この時期のゴッホは精神的に不安定だったので、
絵に感情が表れています。



ゴーギャンとセザンヌのコーナーです。



こちらはゴッホのコーナーです。
レプリカとはいえ、
これだけまとまってゴッホの作品を見る機会はないので、
とても満足できました。



ベリー・レオンの「メッカへの巡礼」です。
臨場感のある絵で、灼熱の太陽と光の表現がよく表されている作品です。



これも美術の教科書にあった作品で、
ルソーの「異国風景」です。
晩年の作品で、中央にコノハザルがユーモラスに描かれています。



ムンクの作品「生のダンス」です。
左の女性は純潔、無垢を象徴し、
右側黒いドレスの女性は生のむなしさ、愛の悲しみを表しています。



ムンクの「思春期」です。
右にある影が不安を表しています。



有名な「叫び」です。
「叫び」は4点あり、そのうち1点が今年5月にニューヨークで開催されたサザビーズの競売において
美術品市場最高金額、約96億円で落札されました。
オークションに出品された作品は唯一「叫び」パステル画で、
他の3点は油彩で描かれています。
心理的な緊迫感を感じさせ、世紀末を思わせる傑作だと思います。

今日も読んで頂きありがとうございます。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。


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