新型シーマ(2)
2012/10/3 (水)
この車はディーラーオプションのドアミラーウインカーを装備しています。
エンジンルームはフーガと同じだと思います。
ガソリン車は左側の隔壁内側にバッテリーがあるのですが、
ハイブリッド車は空になっています。
フーガハイブリッドと同じく、
ハイブリッド車はリアシート背もたれ部分にハイブリッド用バッテリーを積んでいるので、
ガソリン車よりトランクスペースが3分の一ほど狭くなっています。
ハイブリッド車は駆動用バッテリーと同じ位置、
後席背もたれ部分に補機類を動かすバッテリーがあります。
バッテリーがあがってしまった場合、ブースターケーブルをつなぐ時は
プラス、マイナスが触れ合う危険性があり、注意が必要です。
このシーマの室内は明るいベージュ色となっています。
複雑な3次曲面を多用したデザインの内張りです。
後席足元の余裕は驚くほどあり、足を組むことができます。
後席ドアの長さがフーガと大きく異なるので、ガラス面積は広くなっています。
後席ドア内張りにブラインドを装備しています。
この車はVIPではありませんが、リアシートにもシートヒーターを装備しています。
室内の前部はフーガとほぼ同じです。
ナビソフトが新しいので、新しい道が表示されています。
EV走行履歴を見て驚きました。
前オーナーはトータル半分ほど、EV走行していたようです。
新型シーマは全てのグレードにムーンルーフを装備しています。
ムーンルーフ開口部がやや後方にあり、面積は広くありません。
総合運動公園駐車場にレクサスLSがとまっていたので
大きさを比べてみました。
横幅はシーマの方が狭いです。
カタログの諸元表をみると、LS1875ミリ、シーマは1845ミリで
シーマの方が3センチほど小さいようです。
個人的な意見ですが、存在感はシーマの方があると思います。
ロングノーズ、ショートデッキのスタイルは2車とも同じデザインです。
シーマにはルーフアンテナがありません。
LSは近々大幅マイナーチェンジを行いますが、
基本的なデザインは平成18年に発売された車なので、
やや古さを感じます。
おとなしいデザインがLS、
いかつく角が立ったデザインがフーガといった雰囲気です。
フーガの全長は5120ミリとなり、LSショート5060ミリ、
ロング5180ミリの中間サイズになります。
全高はLSが1475ミリ、フーガが1510ミリなので、
35ミリほどフーガが高いことになります。
シーマの走りは優雅そのものです。
フーガと違い、静粛性が高くなっています。
サスも柔らかく、乗ってみて違いがはっきり分かります。
販売力から考えるとLSに劣ることは否めませんが、
個人的にはシーマが好きです。
私がニッサン車が好きだということもありますが、
運転して楽しさがあります。
純粋に聞こえる音はエンジン音のみです。
静粛性は保たれていると思います。
塗装は手磨き工程が入るので、フーガより厚くなっています。
生産打ち切りから気になっていたシーマが復活して良かったと思っています。