低走行のキザシが2台入庫しました。(3)
2012/11/21 (水)
キザシはリアシートを倒すとトランクスルーになります。
シートは約6対4の割合で分割でき、
左右独立して倒すことができます。
長尺物を積む時に便利な機構です。
セダンでここまで広い面積をスルー出来るということは、
相当ボディ剛性が高いものと思われます。
当初キザシはワゴンとセダンが開発されていました。
発売前に発表された2台のコンセプトカーはワゴンでした。
3台目のコンセプトカーでセダンが発表されました。
トランクの中蓋はレクサス車に似た開閉になっています。
マフラーの吹き出しは旧型マークX、レクサスLSに似た造形です。
バンパー下部からメッキガーニッシュを通して
豪華さをかもし出しているようです。
フロントフェンダーにあるウインカーに似たデザインテーマとなっています。
本革シートの質感は悪くありませんが、クール機能が無く、
シートヒーターは4WD車のみの設定となっています。
独特の存在感があり、受注生産というところに希少性を感じます。
パールホワイトはレーダークルーズが装備されているので、
グリル形状が異なります。
もう一台のキザシはブラックです。
レーダーではありませんが、普通のオートドライブが装備されています。
どんな車にもいえることですが、ブラックは精悍で高級感があります。
反面ボディラインが分からなくなってしまい、
ラインの美しさをスポイルしています。
2台とも商品化した後だったので、今回は試乗していません。
試運転を行った小牧インター店店長の話によると、
発売当初よりサスがマイルドになり、
完成度が高くなっているということでした。