クラウンロイヤルサルーンG i-Four(4)
2013/9/15 (日)
ナビの話の前にドアミラーの見え方に触れてみます。
どのメーカーも最近の車はドアミラーの面積が狭くなっています。
憶測ですが、空気抵抗を考えてのことではと思われます。
ドアミラーの取り付け位置が良好なので、
面積が狭くても見やすいと感じました。
オーバーヘッドコンソールの操作性はトヨタ、日産ともほぼ共通です。
ナビ画面が大きくなり、カラフルになりました。
レクサス車と異なり
コマンドではなくタッチパネルになっています。
ナビの中身は旧モデルとほぼ同じです。
モニター画面が大きいこととモニターが手に届く位置にあるので
画面に触れやすく、操作性はとても良好です。
テレビもきれいに映りました。
ナビとテレビを見るモニターの下にもう一つモニターがあります。
エアコンはこの画面で操作することになります。
やや面倒なのは
シートヒーターとエアーシートを作動させる場合、
この画面を表示する必要があります。
スイングルーバーと左右独立温度コントロールの画面は
3枚目にあります。
エンジンとミッションの特性を切り替える走行モードスイッチは
車両設定画面にあります。
リヤサンシェードと倒れたリヤシートを戻す画面です。
下側モニターの画質を調整する画面です。
トヨタ車はできるだけスイッチ類を露出させない工夫がなされていますが、
日産車は露出させてまとめる工夫をしています。
このあたりは好みの問題だと思います。
試乗した感じとし、やはりクラウンだと思いました。
あくまでもサスは柔らかくなっています。
過去のモデル(平成5年発売15系から)はレクサスGSと共通シャーシーでした。
型式が同じで末尾の番号のみ10番異なっていました。
2年前、レクサスGSはフルモデルチェンジでL10という新たな型式に
変更になり、レクサス車は次世代シャーシーになりました。
新型ISはGSのシャーシーを縮めています。
トヨタはGSの発表時に新型ミドルクラスFRシャーシーは
トヨタブランドのクルマには使わないと発表しています。
噂ではマークXはSAIと合体してFFになるといわれており
そうすればクラウンはどうなるのかということになります。
クラウンハイブリッドとカムリハイブリッドはFR、FFの違いこそあれ
ほぼ同じシステムです。
詳しく書きませんが、クラウンは旧型シャーシーを流用しています。
ある意味、GSとの距離が離れていったような気がします。
このあたりのことはあくまでも私の個人的な主観で、
一般ユーザーにとって自動車評論家が語るような内容は関係ないと思うので、
聞き流しておいてください。