スズキ歴史館へ行きました
2009/9/12 (土)
今年の6月に浜松にあるスズキ歴史館へ行きました。
ここは企業内施設です。
入館料は無料ですが、インターネットで予約する必要があります。
http://www.suzuki-rekishikan.jp/
場所はスズキ本社前にあります。
本社正門右になんともかわいい消防車が2台止まっていました。
相当古いスズキキャリーです。
これで本当に火事を消すことが出来るのか?と少し不安になりました。
スズキの創業期はトヨタと似ています。
最初は機織機からスタートしました。
それから自転車に取り付けるエンジンを開発しました。
これは最初に発売した軽自動車です。
名前はスズライトと言います。
これは1960年代から1970年代の主力オートバイです。
左からT20、T500、GT750,GS400,RE5と並んでいます。
T20は250CCで当時世界最速を誇ったバイクです。
中央は私の乗っているバイクと同型のGT750初期モデルです。
このGTにはメーカー欠品部品のメーターとシートがなぜか新品が付いています。
うらやましい限りです。
これは以前に紹介させて頂いたロータリーエンジン搭載のRE5です。
オーストラリアに輸出されて売れ残っていたバイクをメーカーが買い戻したと
何かの記事で読んだことがあります。一応新車のようです。
このバイクは当時斬新なデザインで人気のあったウルフ90という名のバイクです。
ホンダGLのようなアメリカンツアラーバイクもあります。
今でもマニアに人気のある初代2ストジムニーです。
この2ストジムニーは、
スズキ会長が最近出版された
「俺は中小企業のおやじ」という本によりますと、
もともと東京のホープ自動車が売っていた車の製造ライセンスを買ったそうです。
写真を撮り忘れましたが、
昭和53年規制に適合するエンジンの開発が間に合わず
やむ負えずダイハツからエンジンを購入して載せたフロンテがありました。
自社の負の歴史を包み隠さず紹介するこの博物館は貴重です。
3時間の予定で来館したのですが時間が足りなくなってしまいました。
一応ジュースの自販機はありますが飲食できる施設はありません。
近いうちにもう一度訪れたい思います。。