GT750 5型の特徴①
2010/7/7 (水)
今シーズンはGT750の5型をメインで乗ろうと思っています。
5型のハンドル形状は初期モデルと同じですが、
足を乗せるステップ位置が初期モデルより上部に付いています。
初期モデルと一番大きな違いはフロントブレーキがダブルディスクとなっていることです。
このバイクは三年ほど前、山梨県のバイク屋さんで見つけて購入しました。
半分レストアしてありました。
GT750の初期モデルは通称、初期と呼びます。
2型から車検証上の型式がGT750Bに変更されました。
それで2型を通称B1と呼びます。
B2がなく、その次のモデルからB3、B4、B5と呼びます。
外国は日本未発売のB6モデルが存在しています。
日本はオイルショックがあり、排気ガスの多い2サイクルモデルは敬遠されるようになりました。
国内モデルは昭和51年まで生産されているようです。
この5型は初年度登録が昭和51年の国内物です。
B4とB5の違いはタンクデザインの形状変更とヘッドライトがシールドビームになるぐらいです。
3気筒エンジンから出るマフラーがB4以降のモデルは連結されていません。
初期モデルに比べると音質が少し高くなります。
リヤブレーキドラム上にロゴが入っています。
初期モデルにロゴはありません。
純正スポークはユニクロメッキになります。
エンジンはオーバーホールした時にバフ掛けしてもらいました。
ジュネレーターカバーは初期モデルのみ専用品で、
後のモデルはこのタイプで共通しています。
初期モデルは彫り込みですが、それ以降のモデルはスズキのロゴがステッカー式になります。
マフラーの取り付け位置が微妙に異なる為、キックレバーの角度が違っています。
エアクリーナーは3型以降は共通に見えますが、
3型は右側のクリーナーカバーは左側からのみ外すことができます。
5型は左右とも外側から外すことが出来ます。
GT750のエンブレムは、当時物はGTロゴの内側部分がオレンジラメとなっています。
このエンブレムは今でもメーカーから出ます。
しかし、エンブレムの内側部分は赤塗装となっています。
この右上部マフラーは輸出用マフラーです。
英語で書かれた説明文が国内物より多くなっています。
下側マフラーもロゴが国内用と異なっています。
左上部を除いたマフラー三本は以前に新品をオークションで入手しました。
英語が弱いのであまり詳しいことは言えませんが、
再生産されたマフラーだと書いてあります。
5型のセンタースタンドは初期モデルより低くなっています。
見分け方は、ベースの台座より少し上に4角の台座があります。
私自身この違いが分かりませんでした。
最初に購入した初期モデル(黒色)に5型のセンタースタンドが付いていました。
この5型には初期スタンドが付いていました。
5型をレストアする時に2台のセンタースタンドを交換してもらいました。
元々5型はシールドビームが付いていましたが、
トンネル内を走行するときや夜間の安全を考えてマルチリフレクターヘッドに交換しました。
ホーンも初期モデルのみ縦筋の入った専用品です。
B1以降のモデルは縦筋のないホーンが付きます。
この部品は今でもメーカーから出ます。
今日はここまでとします。
後半は後日アップさせていただきます。