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GT750初期モデルの特徴②

2010/7/3 (土)

 

初期モデル、フレームナンバー300番台までのモデルはキャブ上部が長くなっています。
サイドにウォータークールド750のエンブレムがあります。
時々ヤフーに出品されます。新品ならば左右セットで4万円ほどします。
外国にはリプロ品(社外品)が出回っています。一枚45㌦で売っています。
これをもじって外国ではウォーターバッファローと呼ばれていました。



GT750は微妙なタンクラインとなっています。
サイドのラインは46年式は前側がつながっているようです。
このバイクは46年式なのですが2度ほど再塗装されています。



最初のオーナーは分かりませんが、前オーナーは20年ほど所有していました。
前オーナーも屋内で保管していました。
10年ほど前にレストアしたそうです。
錆びはほとんど見当たりません。
エンジンヘッドのスタッドボルトはクロームメッキされています。
GT750は初期モデルとB1のみラジエーターに電動ファンを装備しています。



最近、マニヤが騒いでいるのが14段のフォークブーツです。
B1後期から8段に変更されました。
また、早めにメーカー欠品になってので
程度の良いものはオークションで高騰しています。
相場は2個で1万5千円から2万円です。



初期モデルの46年式はリヤウインカーが張り出しています。
47年式は張り出しが少なくなっています。
逆車はリヤウインカーの取り付け自体が異なっています。



シートはリアルな社外品です。
本物のシートパターンは亀甲デザインがきちんと4個あります。
この社外品シートは再現されています。
一般的な社外品シートは亀甲のパターンがきれいに反映されていません。



初期タンクのみスイッチで開閉します。
この理由によりB1からB4のタンクキャップと互換性がありません。
ほとんど出回らない部品です。
B1以降のモデルは右サイドからキーで開閉します。
もう一台のブラックに塗った初期モデルのタンクキャップは
アメリカのEーBAYで2年ほど探して新品を手に入れました。
初期タンクのみラジエーターキャップカバーが金属製です。
B1以降はプラスチック製になります。



国内初期モデルのみ、ハンドル左側スイッチが縦に長くなります。
逆車の北米モデルはパッシングスイッチがありません。
また速度警告灯がなく、メクラ蓋になっています。



初期モデルのフロントフェンダーは先端が尖っています。
補給部品で出るフェンダーは5型のように角が取れて丸くなっています。
今回、本物の初期フェンダーを入手しました。
私は勝手に”ペリカンフェンダー”と名づけました。

今付いているフェンダーは仮のものです。
板金に出してから、その後にクロームメッキを施します。

結構バイク屋さんで見るGT750は年式違いのごちゃ混ぜ部品が多いようです。
程度の良くオリジナルに近い車を入手しようとするならば、
やはり個人売買が良いのではないかと思われます。

Z2やCB750は全てといってよいほどリプロパーツが手に入ります。
私は部品が手に入りにくいGTが好きです。
部品を入手したときの喜びは代え難いものがあるからです。
GTを所有してから性格が粘り強くなり、仕事も良い方向に向いています。
しばらくバイクはGT750のみで楽しみたいと思っています。
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