創業者ブログ

新型エルグランドに乗りました②

2010/9/20 (月)

清水政和様へ
いつもコメントありがとうございます。
SUV店の佐藤店長は非常に几帳面です。
店舗管理、在庫管理、人間管理のどれをとっても文句のつけようがありません。
仕事の出来る幹部社員は頼もしくて嬉しい限りです。
彼は商品知識もありますし、販売戦略もしっかりしたものを持っています。
会社を紹介する場合、必ず見てもらいたいと思う中心店舗です。

旧SUV店は一般的な路面型展示場でした。
敷地は広く８００坪（２６４０平米）ありました。
新店舗は敷地の大きさだけですと約半分ですが、
約70％の在庫（３６台）を屋内で展示しています。
綺麗な車を良い条件で見てもらえますし、安全に保管できます。

お客様に天気を気にせず商品を見てもらい、
納車まで責任を持って保管することは店の義務だと思います。
励ましのお言葉、誠にありがとうございました。

新型エルグランドにはオットマンが装備されています。
乗車時に膝があたると落ち着きます。
使わないときは手動で戻すことが出来ます。

メッシュスクリーンはサイドの窓全てに装備されています。
スクリーンを出しても視界は十分確保されています。
非常に便利な装備だと思います。

メッシュスクリーンから見た視界はこんな感じです。

三列目に座った場合も窮屈さは感じません。
ルーフが低くなりましたが、
その分、フロアーが下げられているからです。

最近の車はワイパーの隙間が無くてすっきりしています。
ウインドウォッシャーノズルはボンネット下側に内蔵されています。

リアガラスはサイドまで大きく回りこんでいます。
すっきりした良いデザインだと思います。

内装は本革のハーフレザーシートが付いています。
２列目から前方を見た場合の圧迫感を無くす為だと思いますが、
前列シートの背もたれは低めの出来ています。
その分、ヘッドレストが大きめになっています。

ドアの内張りは立体感があり質感は高いと思います。

この車はBOSEのオーディオが付いていました。
音質はかなりチューニングされています。
空間が広いので、スポーツ系やセダンより音は良く感じました。

大型ミニバンというと、だだっ広いイメージがありますが、
新型エルグランドに関してはありません。
旧型のE50、E51系より締まった運転ポジションです。

メーターデザインは旧型フーガに似ています。
フーガのメーターリングはオレンジでしたが、新型エルグランドはブルーです。

最近のニッサン車の例に漏れずスタートボタンは左側にあります。
慣れればオートマレバーをすぐ操作できるので便利だと思います。
エアコンパネルは傷保護のブルーシートが貼ってあります。

初代、２代目のモデルはリアスライドドアのガラスを
上下に開閉させることが出来ませんでした。
この理由で他車に流れたユーザーが多くいました。
新型は開閉できます。

サイドガラスの上下にあるクロームメッキモールは太くなっています。
ニッサンのミニバン頂点に位置する車だけのことはあると思います。

限られた時間、限られた距離での試乗でした。
撮影した場所の横に池があります。
SUV店から２キロほどの場所です。
名古屋市郊外には綺麗な所がたくさんあります。

新型エルグランドはかなりの完成度だと感じました。
大型ミニバンは他社にもありますが、走りが気持ちいいです。
エンジンとCVTのマッチングは絶妙です。
直進安定性はエルグランドが一番良いと思いました。

トヨタ系のミニバンは４輪独立サスが廃止されています。
アルファード、エスティマの先代モデルは4WDのみ独立サスがありました。
現行モデルは4WDも廃止されています。
街乗り、短距離の移動ではあまり関係ない話かもしれません。
峠道、長距離の移動ではボディの傾きをリヤサスで吸収できない為、
車は大きく傾きます。俗にいう”車に酔う”という現象です。
連休の後にトヨタ系ミニバンの買い取りが多いのは、
これが原因では無いかと思われます。

ホンダエリシオン、新型エルグランドは４輪独立サスが付いています。
私は車を換えると長距離ドライブへ行きたくなります。
あくまでも私個人の考えですが、
この差は大きいのではないかと思います。