フーガ370VIP
2010/11/29 (月)
またまたグリ-ンロード店にフーガVIPが入庫しました。
実をいうと、新型エルグランドのブログが好評でもう一度書くつもりでしたが、
先週の土曜日に入庫してすぐ日曜日に売約となりました。
私は、たとえ試乗といっても売約車は絶対に乗りません。
新型エルグランドのブログは次回入庫するまで待ちたいと思っています。
会社から数キロ離れたところにきれいな場所があります。
せっかく写真を撮るのだったらきれいなところで撮りたいと思い出かけてみました。
小鳥のさえずりが聞こえそうな場所です。
ところがこれでけっこう車の往来があり、車が去ってから急いで撮りました。
VIPのみGTとは呼びません。正式には370VIPといいます。
基本的にフーガのサスは三種類あります。
370VIPと350GTタイプPのみコンフォートサスとなり柔らかくなります。
極端な話、私が乗っている370GTタイプSとは異次元の乗りこご地です。
18インチアルミにダンロップ製のタイヤが付いていました。
このタイヤはリブが細かく、静かで乗りこご地も抜群です。
オプションでこのアルミにメッキ調塗装を施したものもあります。
タイプSと違い、ヘッドライトインナーメッキは明るいシルバーとなります。
この車はディラーオプションのドアミラーウインカーが装着されていました。
写真写りが悪いですが、本木に金粉を入れ込んであります。
これは職人による手作業で行なわれるそうです。
旧型フーガと比べると室内の質感はかなり上がっています。
私個人としては、過去に自分で乗っていたレクサスGS、IS、クラウンなどより
上質感はあると思います。
室内はセミアニリンの本革シートとなります。
革の材質が柔らかく体にピッタリなじみます。
今思うと、レクサスGS,クラウンのシートは小さいと思います。
レクサスで比較するならば、GSとLSの中間ぐらいの大きさだと思います。
ニッサン車でありがたいのは助手席のオットマンです。
妻と旅行へ行くと、この装備は助かります。
ニッサンセダンでこの装備があるのはフーガとティアナのみです。
ドアの内張りは中央部分が柔らかくしっとりしています。
室内は微妙な3次元曲線を描いています。
この車はオプションのBOSEオーディオが装備されていました。
私個人としては、いろいろな純正オーディオを聞きましたが、フーガのBOSE、
パジェロのロックフォードが良い音だと感じました。
知らない間にクラウンロイヤルのリヤパワーシートは背もたれのみの可動となりましたが、
フーガは背もたれと座面の両方動きます。
トランクは荷物がたくさん積めます。
最近発売されたフーガハイブリッドはやや奥行きが浅いようです。
カタログをみると、フーガハイブリッドもゴルフバッグは4個積めるようです。
名古屋に隣接した日進市や長久手町にはきれいな場所がたくさんあります。
仕事中のひとときの時間ですが心が和みます。
フーガタイプSとVIPを比べた場合、まるで車の性格が異なります。
タイプSはフェアレディZに乗っているような錯覚に陥ります。
サスの固さ、ブレーキの効き具合、するどいコーナリングなどです。
私は仕事で出かける時、社用車が空いていればインサイトを乗るようにしています。
仕事のシチュエーションで乗る車ではないと思います。
しかし、休日に山道や高速道路を走ると本当に楽しい車です。
ドライブ、遊びモードが似合う車がタイプSです。
VIPは助手席や後席に人を乗せる場合、乗りこご地が良いので喜ばれると思います。
元々フーガはスポーティセダンという味付けです。
エンジン音以外の音が出ない静粛性はあると思いますが、
アクセルを吹かしこむとBMWのように腹に響く音がしないわけではありません。
エアクリとエアフロはツインですのでエンジン音の音質は良いと思います。
サスは柔らかいのですが、トヨタクラウンのようなふわふわ感ではありません。
VIPで高速道路を走っていないので何ともいえませんが、
おそらくCD値0・26の空力ボディやゼロリフトであることを考えると
安定感もの思います。