奥美濃神明温泉 湯元すぎ嶋
2010/12/11 (土)
先日、妻と奥美濃にある神明温泉へ行きました。
岐阜県美濃市といえば和紙で有名です。
途中にある美濃和紙の里公園へ立ち寄りました。
途中に狭い道があるので、妻が乗っているISで行きました。
宿泊したのは、すぎ嶋という旅館です。
http://www.sugishima.com/
その日は平日だということもあり、宿泊客は少なめでした。
山の麓にあり、見事な紅葉が広がって落ち着ける場所でした。
旅館は材料を解体された東北地方の古民家から取り寄せて建築したそうです。
入り口の周囲にまきが積み上げられていました。
田舎を思わせる演出は見事だと思います。
入り口門の左側に囲炉裏がありましたが、
従業員の方が手入れをしていたので、写真は撮りませんでした。
門から中に入ると玄関があります。
玄関まではたくさん木があり、見事に紅葉していました。
玄関脇に山から引いた湧き水がありました。
すっきりして飲みやすい水でした。
玄関に入ってすぐ左側に囲炉裏がありました。
木のくすぶったにおいが立ち込めて、田舎独特の雰囲気を醸しだしていました。
この場所は一般的なホテルでいうロビーに相当する場所です。
ツキノワグマの敷物がありました。
少し離れた場所に貸し切り湯があります。
夕食前に貸し切り湯へ行きました。
思ったより遠く、かなり歩きました。
本格的な冬ではないので、まだよかったと思います。
もっと寒くなったら、お風呂の帰りに湯冷めしてしまうのではないかと思われます。
お湯は無色透明です。
加温していますが、よく温まる泉質だと思います。
夕食は豪華な田舎料理です。
器と盛り付けに工夫があり、囲炉裏部屋での食事となります。
食事途中に、ここの名物料理、いわなの唐揚げが出ました。
塩味で絶品です。これ目当てのリピーターが多いとのことです。
朝食は夕食と同じ囲炉裏部屋です。
旅館は内部が広く入り組んでいます。
何とかたどり着くことができました。
夕食時にお酒を飲みすぎました。夜中に目が覚めたのですが、
入浴の終了時感が過ぎていました。
朝に旅館内の内湯へ行きました。
この内湯は最近新築したものです。
レトロな雰囲気を大切にした造りとなっています。
内湯はきれいで清潔感があります。
お湯はぬるめで長く入っていることが出来ます。
外は露天風呂があります。
秋から冬へ季節の変わり目なので、浴槽は落ち葉がたくさんありました。
落ち葉を拾うたもがありましたが、
私は落ち葉があったほうが好きなので取りませんでした。
浴室の隣に湯上り休憩所があります。
大正ロマン、昭和ロマンを感じさせてくれる造りとなっています。
天井は吹き抜けになっています。
相当建築費がかかっていると思います。
入浴後は受付ロビーへ行きチェックアウトをしました。
囲炉裏の上部天井部分はかなり高くなっています。
燻した煙が天井を支える木に染み込んでいます。
入り口にある囲炉裏から見たチェックカウンターです。
この旅館は造りがかなり凝っています。
家具や調度品が年代物にみえるよう加工されているようです。
旅館の駐車場からは板取川が見えます。のどかな景色が広がっていました。
帰りは東海環状道を使いました。
美濃加茂SAで休憩をしました。
このサービスエリアから日本昭和村へ行くことが出来ます。
時間のある方ならば見学されることをお勧めします。
http://www.nihon-showamura.co.jp/
サービスエリアは昭和を感じさせるレトロな造りとなっています。
中央にある建物はトイレですが、これもレトロ調です。
田舎を感じさせてくれる旅館と名物のいわなの唐揚げは印象に残りました。
都会で田舎を感じさせてくれる場所はだんだん少なくなっていますが、
たまにはゆっくりと温泉につかり、食事をするのも良いものです。
今月は長野県松本方面の温泉へ行く計画を立てています。