ニッサンリーフに試乗しました
2011/6/18 (土)
電気自動車のリーフに乗ることが出来ました。
以前から私はこの車に大変興味があり、私が感じたインプレッションを読んで下さい。
私は自宅に200ボルト外部コンセントを付けています。
太陽光の発電モニターで見ると、充電する時は家庭用エアコンを1台使用しているぐらいの
電力を消費するようです。
ダッシュ右の下側に充電ソケットとボンネットを開閉するレバーがあります。
ブルーのレバーが充電ソケット用リッドになります。
充電する時はこんな感じになります。
左側ソケットは急速充電用です。充電はワンタッチで出来ます。
両ドアに立体のゼロエミッションエンブレムが付いています。
車は鮮やかなブルーです。
前後左右どこから見ても先進性を感じさせてくれるデザインだと思います。
一番思いバッテリーは床下中央にあり、床下は空力が整えられているようです。
リヤバンパー下側にフィンを装備していますので、
直進安定性を向上させているものと思われます。
リヤゲートスイッチはこの奥にあり電磁式です。またリヤカメラも装備しています。
リヤテールはホワイトで薄いブルーメッキが施されています。
ゲート上部はスポイラー形状になっています。
アルミホイールと4輪ディスクは標準装備です。
ちなみにこの車のグレードはG(上級タイプ)で、Xに対してオートドライブ、リヤスポイラー
ステアリングコラムスイッチ、オーディオが4スピーカーに対し6スピカーになります。
リーフのニッサンマークは全てブルーメッキ処理されています。
ボンネット後方は未来的なデザインだと思います。
室内側のダッシュ上部中央に充電モニターがあり、車外から充電状態を確認できます。
ルーフアンテナはペンタイプで、独特な形状です。
アンテナ先端はエコを感じさせるブルーです。
インサイトはドア前コーナー部分がブラック処理ですが、リーフは窓になっています。
ステアリングスイッチは、右側がオートドライブ、左側がオーディオ関係です・
左右バイザー裏側は照明付バニティミラーを装備しています。
前席天井にはルームランプとメガネケースがありとても便利です。
インサイトのようにスピードメーターは上部にあります。
時計、外気温度計もあり便利です。
下側は右側にバッテリー残量計、左はバッテリーの温度計です。
バッテリー残量計には走行可能距離が表示されます。
中央上部は走行状態モニターです。
ガソリン車でいうアイドリング状態時の点は左側から5番目にあります。
減速時は充電されるので、点は左側に移動し、急加速させると右に移動します。
点がこの位置で走行しすると、バッテリー消費が少ないようです。
中央にはフル充電するまでの可能時間が200ボルト、100ボルト両方表示されています。
ニッサンのナビは使いやすく、常時ETCカードの有無、電波時計、
エアコン設定温度を表示してくれます。
ナビの下にエアコン操作スイッチがあります。
これも大変使いやすいと思います。
エンジンスタートボタンは左側にあります。
一般的な車のキーシリンダーがある場所にメクラ蓋が付いています。
これがスタートボタンです。エンジンをかけるボタンというより、
そもそもこの車はエンジンが無いのでパソコンの電源を入れる感覚です。
チェンジセレクトレバーはコンソール中央にあります。
パーキングブレーキはベンツSクラス、レクサスLSのような電動タイプです。
チェンジレバーの後ろ側(写真では左側)にあります。
後席シートは左右独立して倒すことが出来、荷物を積む時は便利です。
トランク右側に充電コードを収納するバッグがありますが、
標準コードは200ボルト用です。100ボルト用はオプション扱いとなっているようです。
ボンネット内は、
エンジンに似たカバーを装着した下側にモーターとインバーターがあるようです。
補機類に電源を供給するバッテリ-は大きめの容量のものが付いていました。
ヘッドライトは上下に大きいタイプが付いていますが、上下分割されていました。
自宅から豊田市中心まで乗ってみました。愛知県はトヨタ車のシェアが60%ほどあり、
特にお膝元の豊田市はトヨタ車ばかりです。
色が鮮やかなこともあり、リーフの注目度は抜群でした。
スタートボタンを押すとクォーンと電子音が鳴りメーターが点灯します。
走り出しは無音なので快適そのものです。
高速道路を走りましたが、空力が良いので風切り音はほとんどありません。
この車は重い動力用バッテリーを車体中央に積んでいます。
その為ハンドルが軽く、抜群に運転し易い車だと思います。
高級車とほぼ同等の装備はありますので不満はありません。
しいて言えば航続距離です。
バッテリーの走行可能距離表示が40キロ以下になると不安になり
絶えずメーターを見てしまいます。
メーカーは上手に運転すると200キロ走行できるとのことですが、
エアコンをかけて運転すると70%ぐらいではないかと思われます。
私はリーフに乗るため自宅に200ボルトコンセントを付けました。
リーフは期待以上の車でしたので、
そんなに遠くない時期に自家用車にしようと考えています。