2011年モデルR35GT-R 後編
2011/8/5 (金)
以前も書きましたが、R35GT-Rのウィンドウォッシャーノズルはワイパーに付いています。
時速300キロの高速になると、
通常のボンネットに付くタイプのウォッシャーノズルではウォッシャー液が飛散してしまいます。
そこでR35GT-Rはダイレクトにフロントガラスに吹き付けるタイプが採用されています。
高速でワイパー浮き上がりを防止する為、ワイパー後端はフィン状となっています。
サイドウィンドー左右前端にある3角プレート前端に突起があります。
これはこの部分を設けることにより、ドアミラーとの間を通る空気をわざと乱し、
風きり音を低減させています。
ドアミラー下側にややふくらみを持たせてありますが、
これも風きり音低減に効果があるそうです。
エンジンカバーの色味はエンジ色に変更されています。
ボンネット裏側カバーにはプレミアムミッドシップのロゴが入っています。
後側左右にダクトがあり、左右ターボチェージャーに冷却風を送る構造になっています。
ボンネットを左右からみると、冷却取入れ口はかなり下側まで伸びています。
ダイレクトにターボを冷やしているようです。
車の内容を表すコーションプレートは右フェンダー近くにあり、
表面はカバーで覆われています。
写真が見づらいですが、ボディに彫られた車体番号は
ブレーキのマスターシリンダー前にあります。
この車は地デジチューナーを内蔵しています。
アンテナはフロントガラスとサイドクォーターガラスに埋め込んであります。
ドア左右に大きな突起がありますが、
ドアを閉めたときにこの部分でドアを絞り込むようです。
この車のグレードはブラックエディションです。
マイナーでブラックエディションはレカロシートが付きました。
中央にレカロのロゴが入っています。
シートヒーターが付きました。
室内アルミ部品の色調は、明るいシルバーから濃いガンメタに変更されています。
ダッシュ中央部はカーボン調模様に変更されています。
4キロほど試運転を行ないましたが、一番感じたことはとても乗りやすくなっているということです。
サスがマイルドになり、スカイラインクーペと変わらない乗り心地だと思いました。
馬力は初期モデルから比べると50馬力上がり、530馬力になりました。
やはり速いです。乗って過ぐにパワーを実感しました。
初期モデルよりパワーの盛り上がりが早くなっています。
R35は発売から4年ほど経過し大きく進化しました。
開発責任者の水野さんは更にパワーを上げると言っておられます。
昔、”最新のGT-Rが最高のGT-R”だということを聞いたことがあります。
まさにそのとおりだと思いました。
この車は展示してすぐに売約となりました。
購入して頂いたユーザー様の元で大切にしてもらいたいと願っています。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
今後も当社は程度の良い車を一台でも多く仕入れて販売できるよう努力します。