リーフe+オーテック(4)
2021/1/23 (土)
リーフの骨格を眺めてみると、
フルモデルチェンジとはいえ
旧型と同じだということが分かります。
あっさりしたデザインの
ドアアトリムですが、
ツートンカラーになっていることで
高級感を感じます。
ペットボトルが収納できます。
同じ様にデザインされた後席ドアトリムです。
後席もペットボトルが収納できます。
後席スピーカーグリルに
BOSEロゴは入っていません。
後席シートにリクライニング機能がありませんが、
狭さは感じません。
背もたれは
左右分割でたたむことが出来ます。
これにより、
長尺物を積むことが出来ます。
オーテックのシートは
標準車と異なり、
シート中央に模様が入っています。
運転席シートバックに小物入れがあります。
シートバックポケットは
助手席にもあります。
短時間の試乗でしたが、
やはり電気自動車は快適です。
オイル交換やラジエーター水の点検も不要です。
走り出して、
いきなり空調がかかることも便利です。
エンジンが無いことで
ウォーミングアップは必要ありません。
エコペダルになっているので、
一度もフットブレーキを使いませんでした。
慣れてくるとエコペダルは
とても快適な装備です。
車速と交差点の関係が判断できるようになり、
この位でアクセルを戻せば止まれるという感覚がつかめます。
ある意味、快感になってきます。
日産ディーラーに聞いた話によると、
エコペダルを使っていれば、
10万キロ走ってもディスクパッドは交換不要とのことです。
このクルマの本質を理解すると
ゼロエミッションのエンブレムが誇らしく感じます。
やや大きめのオーテックエンブレムです。
リーフのシールド型ワイパーは
完全に収納されず、
少し視界に入ります。
運転席側同様、助手席側ワイパーも視界に入り、
やや気になるところです。
航続距離が大きく伸びたリーフe+に乗ると
電欠による不安感がありません。
無音で走ってくれるので快適です。
このクルマに慣れてしまうと
途中でエンジンが始動するハイブリッド車は不快に感じてしまいます。
話は変わりますが、
最近、欧州でEV車販売が急速に伸びています。
日本における電動車の定義には
ハイブリッド車を含んでいますが、
世界的な傾向はBEV(バッテリーEV)、PHEV,FCVのみとなっており、
ハイブリッド車は除外されています。
欧州はEV車が急激な勢いで売れており、
昨年11月の販売台数を見ると
ノルウェーが79・9%、スウェーデンは38・5%になります。
ベンツやBMW、アウディがあるドイツでさえ20・5%になっており、
急速に電動化が進んでいます。
日本メーカーが
ガラパゴス化しないよう祈るばかりです。