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フルオプションのスカイラインクロスオーバー(3)

2012/4/14 (土)



ニッサンは以前から車体軽量化に取り組んでいました。
クロスオーバーのリヤゲートはムラーノと同じ樹脂製です。
このため裏に付くトリムと一体化しています。



リヤゲートを閉める場合、断面部分に手を入れて下げる場所が確保されています。
よくよく考えてみると、
車が汚れていてもこの場所なら手を汚さずにゲートを下げて閉めることができます。



リアゲートトリムは上下ツートンカラーになっています。



ワイパーは空力を考えた隙間のないタイプが付いています。



燃料タンク吸入ハッチは金属製です。



スカイラインのシャーシーと同じなので、フェンダーがかさ上げしてあります。



ブレーキ関係とバッテリーはフタで覆われています。
左ハンドルの場合、単純にこの位置が反対になっていると思われます。



V6エンジンは可能な限り運転席側の寄せて取り付けられています。
クロスオーバーはVQ37HRエンジンなので、エアクリとエアフロがツインになっています。



ボンネット裏を見ると、
エンジンルーム補助隔壁内のみ吸音材が付いています。



複雑な形状のヘッドライトです。
輸出車のインフィニティEXにはヘッドライトウォーシャー付きがあります。



よく見るとヘッドライトメーカーは小糸でした。



北米の輸出車はテールライトのサイド部分が点灯します。
リアテールライトはスタンレー製でした。



この場所はいつも写真撮影する日進市総合運動公園です。
この日は天気が良く、遠くの住宅街がよく見えました。



スカイラインクロスオーバーは新車価格がとても高い車ですが、
納得できる造りと走りになっていると思います。



フェンダーのタイヤアーチ部分に縁どりがあり、
ステップ部分にメッキモールが埋め込んであります。



この車はタイプPなので、障害物ソナーが標準で付いています。



ソナーのエリアに障害物を感知すると、
ナビ画面に表示(緑色で点滅)してくれるので、とても便利です。

この車に乗ると、「こんなにパワーがあるSUVがあったのか」と驚かれると思います。
よく走り、よく曲がり、よく止まります。


何度も同じ話をしてしまいますが、スカイラインクーペに近い車です。
マフラー構造もセダンではなく、クーペに近い構造になっています。
R35GT-Rにも近い構造です。

唯一の不満はパドルシフトが無いことぐらいで、
本当に満足できる車だと思います。
SUVに興味があり、走りを楽しみ方にお勧めしたい車です。

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