YさんのGT750初期モデル(2)
2014/4/26 (土)
今日もYさんのバイクの話をさせて頂きます。
私の感じるGT750の魅力といえば
「流れるようなスタイル」「トルクのあるエンジン」「独特の排気音」
などです。
特に、「独特の排気音」が気に入っています。
初期モデルのみ、フロントブレーキが「ダブルドラム」になっています。
私が調べた資料によると、
大型バイクの主流が
フロントはディスクブレーキと切り替わる時期の発売でしたが、
スズキは信頼性のある「ダブルドラム」を採用したとのことでした。
GT750は2番目のモデル「B1」から
「ダブルディスク」に変更されました。
独特のマフラー形状は、
2サイクル車はマフラー出口が汚れるので、
先に黒いカバーを付けた
通称「エンピツマフラー」にしたとのことでした。
先に発売になったマッハ500の3本マフラーの評判が芳しくなく、
北米の代理店からの要望で
安定感のある4本マフラーにしたとのことです。
北米モデルのタンクラインは塗装ですが、
国内物はステッカー式になっていました。
国内モデルのタンクセンターは
黒く塗装されています。
燃料タンクは
中央にラジエーターサブタンクを収納しているので、
見た目より狭くなっています。
私は以前、一度ガス欠してしまい
満タンにしたところ、17・5リットル入りました。
エンブレムにある「750」文字のオレンジラメは
とてもきれいです。
チェーンケースとてもきれいで
サスの錆びは見当たりません。
アルミエンジンはしっかり磨きこまれています。
ステップゴムは、当時物純正品、
通称「キャラメルステップ」になっています。
初期モデルのみに採用されたプラスチックメーターは
割れや欠けも無く、とてもきれいです。
エンジンヘッドは初期モデルのみ
山が同じ高さになっており、前後の角が丸くなっています。
4タイプある初期モデルで3番目のモデルまでは
キャブのインシュレーター、フロント部分がナット留めになります。
最終モデルのフロント側はバンド留めになっているようです。
プラグコードも文字が塗装されていない当時物純正品です。
エンジンのスタッドボルトは山の低い当時物です。
コツが要りますが、
私はサイドカバーのメッシュグリルをニッパーで外し、
ホームセンターで売っているメッキ調スプレーで塗装しました。
慎重に行わないと、留めごと折れてしまいます。
最初は慣れず、2箇所ほど折ってしまいました。
今日も読んで頂きありがとうございます。
まだまだGT750は尽きませんが、
よろしかったら続編を読んでみてください。