国立歴史民俗博物館
2009/9/19 (土)
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館へ行きました。
この博物館は通称名「れきはく」といいます。
大阪に世界の民族と文化をテーマにした国立民族学博物館があります。
こちらは通称「みんぱく」と呼ばれています。
千葉県佐倉市といえば元巨人軍の選手、監督をされた長島茂雄さんが生まれたところです。
佐倉城址公園の一角にあります。
博物館の展示室はかなり充実しています。
館内入り口部分です。空間がたくさんとってあります。
この日は快晴で雲ひとつない良いお天気でした。
屋内展示室はテーマごとに日本の歴史と文化を取り上げています。
実物大の復元模型は迫力があります。
これはわらで作った巨大な人形です。
鹿嶋様といいます。
村の外から邪悪な霊や危険な人物が侵入するのを防ぐ呪術的な意味合いがあるそうです。
この時は実物展示でしたが、今はパネル展示になっているようです。
これも上と同じ第4展示室にあります。
第4展示室は、「日本人の民俗世界」がテーマとなっています。
多種多様な生活様式と信仰などを紹介しています。
来れは第5展示室の文化住宅内部です。
かなりリアルに造ってあります。
大正末期の中流住宅とのことです。
建物中央に中庭があります。
内部展示室は薄暗いので目が疲れます。
もし行かれるのであれば、時々外に出て目を休ませることが良いかと思います。
かなり暗いです。これは鰹(かつお)舟です。
平日で来館者が少ないということもあり、
たまに暗い所で人に出会うとギョとします。
お化け屋敷の中にいる、あの感覚です。
私はこの博物館をネットで知りました。
非常に内容の濃い博物館です。
国立博物館は国の施設ですのでお金がかかっています。
その割りに入館料はほんのわずかです。
仕事が一段落したらまた出かけたいと思います。
じっくり見たら一日かかります。
レストランとミュージアムショップもあります。
私は休日に博物館&美術館へ出かける時はたいがい一人です。
自分の時間は自分で独占したいという考えです。
わがままな性格だと思います。
美術館、博物館などの文化施設は静かに見るということが基本です。
マナーは最低限守りたいと思います。
これには一人のほうが都合がいいです。
私の学生時代の成績は良くありませんでした。
その分、年齢を重ねるに従い勉強をしてみたくなりました。
新入社員にはいつも「すべてを学んでほしい」と言います。
義務教育以上の学校は、教えてもらうのにお金を払います。
会社は人生を教えてもらってお金をくれます。
これをうまく利用しなさいと言っています。
関東方面へ出かける方で、
博物館に興味がある方に「歴博」はお勧めです。
http://www.rekihaku.ac.jp/