テスラモデルS(4)
2016/3/24 (木)
ETCは、コンソール前部にあります。
ハンドル中央から、
のぞき込んで見るタイプのメーターパネルです。
ステアリング左右にもコントロールスイッチがあります。
天井トリムはブラックです。
ルームランプはLEDになっています。
ルーフはガラスになっており、
中ブタはありませんが、
見事に太陽光が遮断されています。
トランクにリヤスポイラーが付いています。
国産車なら、ウインカーレバーに相当する
右側にあるアームレバーが、
オートマをコントロールするスイッチになっており、
端のボタンを押すことにより、パーキングに入ります。
パーキングスイッチは無く、オートになっています。
奥のレバーに、ステアリングのチルト、
テレスコピック調整スイッチがあり、
電動で動きます。
その手前にオートドライブスイッチがあります。
一番手前が、ウインカーレバーです。
他の輸入車と同じく左ウインカーになっており、
ワイパースイッチと兼用しています。
走行中は、車体についているセンサーの状態が表示され、
走っている道の最高速度が表示されます。
ブレーキを踏むとモニターに表示され、
ウインカーもメーター内にあるクルマ画面に表示されます。
音がないので、体感速度は、とても速く感じました。
「テスラ」に付いている充電口の形状は、
国産のPHVやEVとは異なりますが、
車載されている、このアダプターを利用することで
問題ありません。
チャデモ急速充電器に対応したアダプターです。
「テスラ」に乗っている方の話を聞いたところ、
一般の急速充電器で充電を行うと、
30分という時間が限られており、
80%充電にはならないそうです。
距離に換算すると、
100キロ分乗れるということでした。
スタートボタンがなく、
無音で走る「テスラ」は
未来のクルマそのもだと思いました。
燃料電池車との違いは、
内蔵しているバッテリーの電力で走るか、
その場で化学反応を起こし発電させて走るかの違いです。
ガソリン同様、水素は買わなければなりません。
コスト的にみると、EVが有利だと思われます。
「テスラ」には走行切り替えモードがありませんが、
メーター読みだと走行距離とほぼ比例して少なくなります。
重いバッテリーが車体中心にあるので、
走行安定性は抜群です。
ステアリングは軽く、
直進安定性はとても良好でした。
欠点といえば、
内装のきしみ音が多少あることと、
サスの突き上げ感を少し感じました。
後はオーディオの音質が、
いまひとつだったと思います。
走行可能距離の減り方は、日産「リーフ」より穏やかで、
ほぼ走った距離で下がりました。
ベンチャー企業が造ったクルマとしての完成度は高いと感じました。
オイル交換も不要なので、メンテナンス費用も安く済むと思います。