フーガ250GTタイプP
2010/5/24 (月)
本店にフーガ250GTタイプPが入庫しました。
色は落ち着いたシルバーです。正式名称はブリリアントシルバーと呼びます。
新型フーガは流れるようなボディラインとなっています。
この車と私が現在使用しているクラウンを比べると
フーガは二周りほど大きく感じます。
圧倒的な存在感があるデザインだと思います。
この車のグレードはタイプPです。2・5リッターではトップグレードになります。
以前も書きましたが、メーターはBMWによく似たシンプルなデザインです。
ボタンひとつでサイドモニターを表示させることが出来ます。
走行中でもワンタッチで切り替えることができます。
狭い道路で脱輪を防ぐことが出来るので非常に便利です。
ニッサン車で良いのはエアコン表示、オーディオ表示が常時なされていることです。
画面は奥まったところにあり、非常に見やすいと思います。
欧州車並に質感の上がったドライブモードとエアーシートのスイッチです。
この部分の質感はクラウンより上だと思います。
ニッサン車のフーガ、ティアナなどにはオットマンが装備されています。
この装備は長距離ドライブに重宝します。
目立たない所にあるインパネ下側のスイッチにもメッキの加飾が施されています。
レクサス車でもここまではなされていません。
運転席パワーウィンドー周りです。
前席と後席のパワーウィンドースイッチの大きさが変えてあります。
このあたりを見てもフーガは扱いやすさを考えていると思います。
後席のアームレスト内にあるスイッチです。
タイプPは後席にもシートヒーターが装備されています。
後席からエアコンとオーディオの操作が出来ます。
外車によくあるリアブラインドも装備しています。
最近のトヨタ車のリアパワーシートは背もたれのみの可動となっています。
フーガのパワーシートは背もたれと座面の両方動きます。
しかも前方にスライドする時は座面が持ち上がります。
足元に負担をかけない凝った設計です。
開口部はやや狭いですが、フーガのトランクは大きいです。
これだけの広さがあれば十分だと感じます。
旧型フーガは3・5リッターのエンジンルームはフルトリムとなっていました。
新型は3・7リッター、2・5リッターともトリムは前部のみです。
普段見えないところは簡素化してあるようです。
R35GT-R以降の最近発売されたニッサン車をみると大きく質感が上がっています。
世の中はミニバンブームです。
良いセダン、運転が楽しくなる車を考えると、ニッサン車は良い選択だと思います。
走行安定感のみ捉えれば欧州車を選ぶのも選択肢です。
私個人の意見ですと、スイッチの扱いやすさ、オーディオの音質など総合的に判断すると
国産車がベストだと感じます。
新型フーガはリアサスが新設計となっています。
新型フーガで一度ドライブに行き走りを味わってみたいと思います。