初期GT750ゴールドの修理が完了しました。
2010/6/7 (月)
半年ほど時間がかった初期モデルの修理が完了しました。
私は中途半端が嫌いです。
徹底的に修理をしました。
ウインカーは前後の本体がメーカから出ない為、社外品を取り付けました。
レンズは純正を使っています。
マフラーは手持ちの予備から良い物を選び再メッキをかけました。
彫り物でスズキの文字が入る初期モデル専用ジュネレーターカバーは
ネットで知り合った宮城県のI様に譲っていただきました。
ハンドルストッパーは新たに製作しました。
非常にきれいに作られています。
GT750の初期モデルとB1前期はヘッドライトケースがウインカーと共締めになります。
ヘッドライトケースも円形でなく馬蹄形となります。
この部品はヤフーオークションでもめったに出品されません。
これも宮城県のI様に譲っていただきました。
本当にありがとうございました。
修理したバイク屋さんは名古屋市守山区にあります。
試運転帰りにグリーンロード店へ寄ってみました。
ちょうど下取りで入庫したZ32の商談中でした。
邪魔になると思い早めに退散しました。
割れたエンジンのクランクケースは見事に修理が出来ています。
46年式のGT750は右ステップがリヤブレーキレバーと一体になっています。
心配したとおり根元から折れました。
新たに製作した部品を取り付けています。
フレームは以前ウレタン塗装でしたが、今回は粉体(パウダー)塗装で塗ってもらいました。
艶はウレタンの方がありますが、粉体の方が剥がれにくくなるようです。
GT750の初期モデルはCB750KO同様、メーターレンズがプラスチックとなります。
この理由により初期メーターは希少な存在となっています。
場合によっては外気の温度差でメーターにヒビが入ってしまいます。
今回はスピ-ドメーターが割れてタコメーターに傷が入りました。
以前ヤフーオークションで国内メーターの新品が出品されたので落札しました。
3個のメーターを入手した時期はばらばらです。
ずっと部屋に飾っていました。
これを今回使用することにしました。
巷で見るGTのメーターは文字が白色になっています。
新品は文字がクリーム色です。
逆車のマイルメーターはスズキのSマーク下側にある日本デンソーの文字に白色が入っています。
国内メーターはその部分は文字彫り上げで色がありません。
このGT750はフレーム番号170番台の貴重なモデルです。
ぶつけないよう今後は大切にしたいと思います。