自家用車フーガの足回りについて
2010/9/29 (水)
自家用フーガのオイル交換を平針店で行ないました。
普段見ることが出来ない下回りをじっくりと観察しました。
リアサス右側です。フーガの足回り主要部品はアルミで出来ています。
この車は4WAS(4輪アクティブステア)を装備しています。
昔の4WSと違いリバースと低速は作動しないようになっています。
他のニッサン車ではスカイラインセダン&クーペに装着車があります。
ニッサンGT-Rはリアアクスルとなった為、廃止されています。
アンダーは完全左右対称です。
整流のためだと思われるアンダーカバーが隅々まで取り付けられています。
これがきちんと高さを揃えて取り付けてあります。
最近のセダンは燃料タンクが後席座面下にあります。
その後にフィン状の整流板が取り付けられています。
ボディ中央下側から見たフロント左側部分です。
エンジン下側にも整流版が取り付けられています。
フロントも足回り主要備品がアルミで出来ています。
ミッションの下側部分です。
空気の流れを乱さないよう工夫されています。
ミッション後端からプロペラシャフトを見たところです。
ボディのねじれ防止を兼ねたバーが付いています。
フロントタイヤ右側部分です。
露出している部分は出来るだけアンダーカバーで覆うように出来ています。
助手席側マフラーを下側から見たところです。
マフラーのタイコ前に空気を逃がす整流板が付いています。
会社近くのコンビニです。
このあたりは4年前に開催された愛知万博開催中に長久手南駐車場だったところです。
万博終了後に街が大きく発展しました。
フーガの良さは言葉で語りつくせません。
昔のセドリック、グロリア時代から大きく進化しています。
内装の質感も良くなりました。
ニッサン車は見えないところにお金がかかっています。
この車のCD値は0.26と発表されています。
セダンとして世界トップレベルだと思います。
スポイラーなしで前後ゼロリフトとなっています。
これは時速80キロより120キロの方が車が安定するという意味です。
昔の車や他メーカーの車は速度が増すと車が不安定になりました。
これは空気がボディの下側に入り込み、空気がボディを浮かそうとするからです。
そこでサスを固める、車高を落とす、ワイドタイヤに交換するなどの対策をしました。
私のフーガはタイプSですので、タイヤは20インチとなっています。
しかし、幅は245ですので、むしろ狭い部類に入ると思います。
フーガの高速安定性は抜群です。
なんと表現したらよいか分かりませんが、車の屋根に大きな漬物石が載っている感じです。
高速道路に入ったらハンドルを持たなくても良いぐらい安定しています。
風の強い日も関係ありません。
フーガに替えたらドライブに行きたくなりました。
GT-R、フーガ、スカイラインを初めとするニッサン車は本当に乗って楽しい車です。
あてもなく乗って楽しい車です。
新型フーガは”走る、曲がる、止まる”すべてにおいて高次元にまとまった良い車だと思います。