新型エルグランドについて
2010/10/10 (日)
新型エルグランドは圧倒的な存在感があります。
新旧2台並べると、新型は車高が低く、横幅が広くなっています。
前回は車の説明を少しさせてもらいましたが、もう少し補足したいと思います。
エルグランドは新型に切り替わってから九州で生産されています。
理由としては、同じプラットホームを使ったティアナ、ムラーノを九州で生産しているからです。
昔、トヨタは初代のエスティマをプレビアという名で対米輸出していました。
フロント部分の強度が足りなかったので、2代目からは対米輸出を打ち切りました。
そこでシェナという新たなミニバンを投入しました。
http://www.toyota.com/sienna/
ニッサンにもそれと似た北米専用のミニバンがありました。
それがクエストです。
新型エルグランドは新型クエストとボディを共用しています。
ボディ前後のデザインが違うだけです。
http://www.nissanusa.com/microsite/quest/2011/?intcmp=2011_Quest.Promo.Homepage.Home.P1
クエストは日本より厳しいアメリカの安全基準を充たしています。
クエストと兄弟の関係なので、新型エルグランドはボディが大幅に強化されています。
私は個人的にセダンとスポーツ系が好きですので、
ミニバンにあまり乗る機会がありませんが、車種ごとの違いは理解できます。
ニューモデルが出たら、多少の予備知識を調べて真っ先に試乗してみます。
そこで気が付いたこと、感じたことが正しいかどうかを確認する為、
試乗した後に雑誌やネット記事を読みます。
それが合っていれば、自分の感覚は正しいということになります。
ほとんどの雑誌は、トヨタ車を褒め称える記事が多い気がします。
トヨタ車と他メーカーの大きな違いは、
他メーカーは万人向けで無いということです。
私はセールスマン現役時に、購入予定のお客様に、
車をどのように使うことが多いかを尋ねていました。
通勤のみか、通勤は一般の交通機関を使用し、車を使うのは週末のドライブのみかなどです。
車にまったく関心が無い人は、多くの人が乗っている車を選ぶ傾向があります。
ドライブ好きでしたら、4輪独立サスの4輪ディスク付の車を選ぶべきだと思います。
初めて新型エルグランドに乗ったときは進化をものすごく実感しました。
サスは固めですが、突き上げる感覚はありません。
しっとりして水面をすべるように走ります。
エンジン、CVT、サスペンションのバランスが絶妙にとれています。
サスがふわふわのミニバンの乗ると、乗りこご地が快適というより不安感を覚えます。
また、ハンドリングがダルだと運転がつまらなくなります。
私は車が好きで相当数車に乗っていますが、ブログを書いていない車がたくさんあります。
本音を書いてしまいそうになり、愛車にしている方の対して失礼になると思うからです。