京都方面へ旅行に行きました③
2010/10/20 (水)
かやぶきの里を見学した後、兵庫県豊岡市但東町のある
日本・モンゴル民族博物館へ行きました。
http://www3.city.toyooka.lg.jp/monpaku/index.html
私は4年前に開催された愛知万博でモンゴル館へ立ち寄り、
モンゴルにたいへん興味を持つようになりました。
雄大な草原やモンゴル文化に関心が湧きました。
左側に見える石組みは旅の安全を守るおまじないのようなものです。
モンゴルではオボーと呼ばれています。
日本でいうお地蔵さん相当するものです。
のどかの農村地帯にモンゴル博物館はあります。
私は以前ここを訪れたことがあり、今回は2度目の見学となります。
平日ということもあり、来館者は私たち夫婦のみでした。
田舎に似合わないモダンな建物です。
博物館の周囲は綺麗に整備されています。
私は仕事柄、新たな地を訪れるとゴミが落ちていないか見る癖があります。
周囲の景色に溶け込んだ良い建物だと思いました。
最近はどこの博物館も照明が落としてあります。
展示品の色あせを防ぐ為や、博物館としての落ち着きを出す為だと思われます。
博物館はモンゴルの文化と生活を分かりやすく展示してあります。
草原に建つゲルという簡易組み立てできる家がありました。
中国ではパオといいます。
普通に見学したら1時間は必要です。
館内は私たちのみでしたので、じっくり見ることが出来ました。
モンゴルの伝統楽器コーナーです。
日本の三味線に似た馬頭琴があります。
モンゴルの伝統的な装飾品を紹介しているコーナーです。
個人的にはやや中国的な部分と
カザフやウクライナなどの東ヨーロッパ文化をミックスした様に感じました。
館内の中心部にモンゴルの仏教寺院を再現した場所があります。
全体的に赤みを帯び厳粛な雰囲気でした。
お賽銭を入れる場所もありました。
仏教寺院の入り口です。
日本のお寺と違い、カンボジアのアンコールワットに近い雰囲気かもしれません。
博物館の一角には但東の昔の暮らしを再現してあります。
昔のセメントで出来た流し台です。
質素で素朴さを感じさせてくれます。
昔の五右衛門風呂も再現されていました。
昔の居間を再現してありました。
おばあさんはジオラマでなく紙のような材質で出来ていました。
雰囲気だけを味わってもらうという試みではないかと思われます。
この日は日本海に面した久美浜に宿泊しました。
私はどちらかというと肉より魚介類が好きです。
海が近い場所なので、この旅館を予約しました。
魚の名前は忘れましたが、夕食は新鮮は魚をたくさん食べることが出来ました。
この日は2箇所訪れることが出来ましたので満足できました。
これ以降は後日アップさせて頂きます。