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マスターさんのお返事と初期GT750プラスチックメーター

2010/11/15 (月)

 

マスターさんへ
言葉だけでは説明しにくいと思ったので画像を入れました。
少しでも参考にしてもらえば幸いです。

GT750初期モデルが販売されていた時期は昭和46年から2年間です。
西暦ですと1971年から1972年ということになります。
初期モデルは専用部品が多く使われています。

メーターは初期モデルのみ、ハウジングケースとレンズがプラスチック製となります。
GT750の場合、水冷ということもありメーターは3個ついています。
さすがにメーターはメーカー欠品部品です。

日本のヤフー、外国のE-BAYでは高値で取引されています。
このメーターはE-BAYで購入したマイル表示のスピードメーターです。
GT750は、国内ではCB750などに押されてあまり売れませんでしたが、
北米は日本の7倍ほど売れたといわれています。

正常に作動するか確認をしたかったので、
購入時にこのメーターを取り付けて一度走ったことがあります。
新品ですが28マイル(キロ換算だと約45キロ)走行しました。

このマイルメーターは数年前に予備部品として購入しました。
国内メーターとの違いは、当時の国内は80キロ以上で点灯する速度警告灯がありますが、
マイルメーターにその機能はありません。
このメーターを国内メーターに改造するには、
文字盤変更と積算計がマイル表示ですので、内側にあるギヤを交換しなければなりません。
文字盤は国内と同じ材質の透過式となっています。



貴重な初期メーターを転倒により破損してしまいました。
いずれこのメーターの文字盤とギヤを取り出して、上のマイルメーターに移植しようと考えています。



ハウジングケースも割れてしまいました。



国内メーターは80キロからの目盛が赤になっています。
前オーナーが開封して刷毛で文字盤を塗ったそうです。
開封後は接着剤で止めてありました。
どのように行なったかを詳しく教えてもらうと、
刃の太いカッターナイフをガスであぶり、少しづつ慎重に開封したそうです。



手間と根気の要る作業だったそうです。よく行なったものだと関心しました。



予備の水温計を調べたら、この水温計も開封した跡がありました。



車のプラスチック部品を接着させるのに使う接着剤のようなものがつかわれています。



あまりきれいではありませんが、裏側ですので目立ちません。
岡山にあるクラフトビーさんはメーター修理を行なっていますがご存知ですか?
ご参考にURLを入れます。http://www1.megaegg.ne.jp/~craftbee/top.htm



製作途中ですが、
名古屋の中川区にあるフラットパインさんにGT750フルレストア車があります。
   http://flatpine.info/



ここまで磨くとエンジンは芸術品に見えます。
ブラストを行なった後にクリヤーが吹き付けてあるようです。



新車同様の仕上がりとなっていました。



昨年、愛知県の新城市にある千枚田へ行ったときの写真です。
のどかで美しい田園風景が広がっていました。

私はマスターさんのようにメカの知識がありませんが、
自分の出来る範囲内でしたらお役に立ちたいと思っています。
また何かありましたらご連絡ください。
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