新型MRワゴンと清洲城
2011/1/21 (金)
名古屋市北側にある清洲市へ行きました。
説明会の会場は旧清洲市勤労福祉会館で、
今はアルコ清洲と呼ばれているところでした。
会場は一般的な小学校にある体育館に似た感じでした。
間違えて靴で上がりそうになり、スリッパに履き替えるよう注意を受けてしまいました。
話は2時間ほどでしたが、スズキの軽用エンジンは16年ぶりに新型エンジンに変わりました。
半分ほどが新型エンジンの説明でした。
いろいろと細かく説明してもらいましたが、なにぶん昼食後でしたので眠くなってしまいました。
新型MRワゴンはエンジン、シャーシーとも新設計となっています。
説明してくれた方はかなり商品知識を備えていました。
旧型エンジンとどこがどのように新しくなったのかを事細かに説明してくれました。
私は車が好きなのでたいへん勉強になりました。
一番興味を持ったのは、普通ジュネレーターやエアコンコンプレッサーは
ステーを介してエンジンに取り付けられますが、新型エンジンは直付けになっているということです。
また、ファンベルトも一本になっています。
説明を聞いた後は試乗させてくれました。
試乗車は5台用意されていました。
グレードは3グレードあり、私が試乗したのはノンターボの上級グレードXです。
外装モチーフで用いられている円と直線テーマが内装も取り入れられています。
都会的でおしゃれなデザインだと思います。
オーディオ関係はタッチパネルとなっていました。
中央部にバックモニターが付いています。これはたいへんありがたい装備だと思います。
この装備はオーディオレス車にはありません。
室内はチョコレート色とアイボリーのツートンでまとめられています。
フロントガラスが前方へ移動しているので、室内空間は広くなっています。
ドア内張りもツートンでまとめられています。
ドアを閉める時に持つ取っ手部分は汚れたり傷まないようチュコレート色になっています。
リヤシートは左右独立でリクライニングさせることができます。
室内の広さは十分すぎるほどあると思いました。
収納スペースがたくさんあり、便利だと思います。
チョコレート色の内装は落ち着いた雰囲気になります。
ヘッドライトは半円系の締まったデザインです。
先代モデルが全体に丸みを帯びたデザインだったので、新型は角が尖った印象を受けます。
一番下のGグレード以外はドアミラーウインカーになります。
角ばったデザインに溶け込んだ良いデザインだと思いました。
ターボ付きTグレードのみアルミが付きますが、ノンターボ車はホィールキャップです。
未来的な良いデザインだと思います。
この車はスズキの主力工場である湖西工場でワゴンR、パレットと混流生産されています。
軽自動車はエンジンルームが狭いので干渉しないようぎりぎりのスペースで造られています。
バッテリーは室内側に寄せられて搭載されていました。
スペースが狭く、交換作業は多少手間がかかるようです。
私個人的に最近のスズキ車デザインは良くなっていると思います。
ワゴンR、アルトも良いデザインだと思います。
試乗した感想として、セルモーター、エンジン音は静かになっていました。
走りは短い距離でしたので何とも言えませんが、
メーカーの説明では低速トルクが増大しているそうです。
自分としては実感することが出来ませんでした。
今回、ターボ車に乗りませんでしたが、また機会があれば乗りたいと思います。
新型MRワゴン説明会の会場近くに清洲公園と清洲城があります。
清洲公園から五条川を渡ると清洲城があります。
門や天主郭は再建されたものですが、とてもきれいで整備が行き届いていました。
この城は織田信長が建てたといわれています。
なにぶん仕事中ですので、ゆっくりするわけには行きません。
写真だけ撮り会社へ戻ることにしました。
再建された城は立派に造られています。
当時の城よりきれいかも知れません。
清洲城の外観色使いは安土城に似ていると思いました。
清洲城は現存する資料が少なく、半分ほど想像の城となっているようです。
元々の城はこの場所ではなく五条川の反対側にあったそうです。
織田信長と歴史が好きなので、次回は休日に訪れてじっくり見たいと思います。