パジェロディーゼルに試乗しました。後編
2011/7/20 (水)
パジェロの試乗記後半が遅くなってしまいました。
少し時間がたってしまいましたが、パジェロディーゼルの試乗記後半を書きたいと思います。
昔のクロカンは乗りごこ地が悪く、タイヤノイズが大きめでした。
パジェロは新型が出るたびにタイヤノイズが少なくなっています。
リブが細かく乗用車的なタイヤが装着されています。
オーバーフェンダーは控えめに付いています。
左フロントにフェンダーミラーがあり、左側面とボンネット前方を見ることが出来ます。
このミラーはボディカラー同色となっていて、一体化されたデザインだと思います。
ヘッドライトはベース部分がメッキ化されており、豪華なつくりとなっています。
後席はきちんと3名分の乗車位置が確保されています。
2名乗車の時はセンターを肘掛にすることが出来ます。
フロントドア同様、リヤドアも豪華なつくりです。
大型クロカンの国内販売は少なくなり、今では輸出が主力となっています。
発展途上の外国は道が悪く、車高の高い車は人気があるようです。
パジェロも例に漏れず車高は高くなっています。
後席は乗り込むときにステップがあり、外部に見えるステップと併用すれば
楽に乗り込むことが出来ます。
お年よりや子供さんがいる家庭は便利で喜ばれると思います。
ディーゼルは3200CCのインタークーラーターボ付4気筒エンジンです。
出足こそ3800CCガソリン車より劣りますが、10メートルも走ると
強烈なトルクがかかり、圧倒される加速をしてくれます。
後席から見たインパネです。
やや古典的なオーソドックスなデザインですが、スイッチ関係は使いやすいと思います。
着座位置が高いので、前方視界は良好です。
ETCと12ボルトソケットにはフタがあり、外から見えないようになっています。
エアコンは前後を独立して設定することが出来ます。
写真がぼけてしまい申し訳ありませんが、オレンジに点滅しているスイッチ右を押すと
後席エアコンを操作することが出来ます。
スーパーエクシードに標準で装備されるロックフォードオーディオ付車は
エアコンパネル上部にローックフォードのロゴが付きます。
センターコンソールは大きめで、上下に分けて収納することが出来ます。
シートの出来が良く、長距離ドライブをしても疲れないのではないかと思われます。
パジェロは今では少なくなった本格的クロカンです。
クロカンといってもモデルチェンジのたびに乗用車的になっています。
久々にパジェロを乗られる方ならば、この新型ディーゼルに乗るとパワーに
驚かれると思います。
気になるアイドリングは、エンジンが温まってしまえば気にならないレベルだと思います。
出足こそゴロゴロといったディ-ゼルエンジン特有の音はしますが、
過去のディーゼルと比べると雲泥のさではないかと思われます。
少し愛車として乗ってみるのも面白い車ではないかと思いました。