東京へ出かけました。(10)
2012/1/4 (水)
トヨタブースにあった話題の86です。
この車の脇には、時折きれいなコンパニオンが立ちます。
注意して見ていると、コンパニオンがいる時といない時で見物客の数が変わります。
昔、私もトヨタディーラー時代にAE86(レビンアペックス)に乗っていましたが、
当時人気があったのは誰でも乗り回せるFRライトスポーツだったからだと思います。
(今でも一部のマニアに人気があります)
私の個人的な意見ですが、これが後継モデルとは思えません。
形がフォードムスタングのように旧モデルをイメージさせるものは何もありません。
昔のAE86を彷彿させるデザインでヤマハ製エンジンならば良かったと思いました。
残念ながらトヨタに2リッター以下のFR用エンジンが無いので無理な話だと思いますが・・・・・・・。
もう一台、関東自動車ブースにあったコンセプトカーと同じ、
ミッドシップ4WDスポーツコンセプトがありました。
トヨタブースに展示してあった車はキャンディレッドでした。
この車はIQをベースにしたEVコンセプトです。
航続距離は105kmと短いですが、わずか三時間でフル充電出来るようです。
今年市販予定とのことでした。
燃料電池車のコンセプトカーです。
正式名は「FCV-R」といい、航続距離は700km以上となっていました。
他メーカー同様、トヨタブースも全体の展示車は少なめで、
クラウン、マークXなどの展示はありませんでした。
この後、トヨタブースに隣接しているレクサスブースへ行きました。
正式発表されていませんが、新型GS450hです。
私はこの車に大変関心を持っています。
旧モデルはGS430、GS450h、GS350AWD、GS350などに乗ったことがあります。
新型GSは新シャーシーですので、どれぐらい改良されて良くなったかを知りたいと思っています。
テールは最近のレクサス車に似ていると思いました。
もう一台はFスポーツでした。
旧モデルより精悍な顔つきとなりましたが、個人的には「くどさ」を感じてしまいます。
欧州車のBMW,アウディのようなすっきり感を感じることができません。
ランドローバーブースに発売されたばかりの「イヴォーク」がありました。
ミニのブースはかなり凝った造りとなっていました。
10日間ほどで壊してしまうのはもったいないと思いました。
MINIブースにMINIクロスオーバーをベースにしたクーペがありました。
正式名は「MINIペースマンコンセプト」です。
BMWのEVコンセプトの「i8」です。
この車は海外のモーターショー(フランクフルト)で発表されたものです。
流れるようなデザインが特徴の車です。
もう一台は「i3]で小型セダンのEVコンセプトです。
プロモーションビデオは本物がCGか分からないほリアルでした。
発売は2年後を予定しているとのことです。
「i3」はコンセプトカーによくある観音開きドアです。
BMWブースの横にアルピナがありました。
艶消しのブルーで塗られた珍しい色でした。
ホンダブース以外の別の場所にFCーXクラりティが展示してありました。
よく見ると車検を取ってあり、登録してある車のようです。
この車をこんなに近くで見ることが出来る機会はめったに無いので、
しっかり見ました。
少量生産車ですが仕、車の上がりは抜群でした。
派手なデカールが張り込んであるので、メーカーで使っている車かもしれません。
トーレのぶーすにもEVがありました。
なにぶん朝10時の開場から夜8時の閉場まで、10時間の見学は疲れました。
途中2度ほど休憩しましたが、日頃の運動不足を実感しました。
1500円の入場料で一日楽しませてもらったことを思うと、一日が充実していました。
近未来というか、各メーカーはプラグインハイブリッドやEVのコンセプトカーが目立ちました。
燃料電池車のように、10年以上先を見据えた技術をアピールするのではなく、
数年先の技術をアピールする現実的な展示が多かったと思います。
ニッサンなどに提供するオートマミッションメーカーのジャトコに、
次世代大型FFハイブリッド用CVT(モーター内蔵)が展示してありました。
近いうちニッサン車に搭載されるものと思われます。
翌日、両国にある江戸東京博物館と浅草を見学する予定を立てていたので、
浅草にあるビジネスホテルへ向かいました。
今日も読んで頂きありがとうございます。
モーターショーは終了しますが、その後の東京見物がありますので、
よろしかったらまた読んでください。