北海道旅行(4)
2012/2/22 (水)
前日宿泊したホテルは釧路川のほとりにあるラビスタ釧路川です。
http://www.hotespa.net/hotels/kushirogawa/
北海道のビジネスホテルは朝食が付いているところが多く、
温泉付きの大浴場、食事ともまずまずだったと思います。
前日は到着した時間が遅く、平面駐車場が満車だったので、
立体駐車場に車をとめました。
ホテルを出発して釧路湿原を見渡せる細岡展望台を目指したのですが、
この日は天候が悪く、曇ってもやがかかっていました。
展望台へ行くことを断念し、標津のサーモン科学館へ向かいました。
国道からそれた道はアイスバーン状態でした。
つるつるで運転には気を使いました。
391号線を北上しシラルトロ湖へ出ましたが、
湖は完全に凍結していました。
この場所で静岡からレンタカーを使い旅行をしている人と少し話をしました。
どうやら趣味が鳥とSLの写真を撮ることだそうで、
湖の中央に点のように見えるワシの写真と撮っていました。
この後、SLが走る写真を撮りに行くとのことで誘ってもらったのですが、
旅行の目的が違うので丁重にお断りしました。
途中に雪景色がきれいな場所がたくさんありました。
交通量が多い国道の雪はとけていました。
道央、道北に比べると、道東の雪は少なめのようです。
標津に近づくと風除けフェンスがあり、以前訪れた9月は開いていましたが、
冬は閉じていました。
この辺りから霧が出てきたので、ヘッドライトを点けて走りました。
視界は100メートル前後といった感じでした。
冬の田園地帯は一面雪に覆われています。
本格的な雪解けは4月下旬ごろだと思われます。
標津町は長い直線道路がたくさんあり、かなり遠くまで見渡すことが出来ます。
国道から外れると交通量は極端に減りました。
中央にサーモン科学館の展望台が見えてきました。
サーモン科学館の駐車場です。
駐車している車は3台のみです。
バイクの音がしたので振り返ると、郵便局のバイクが走っていました。
どんなタイヤを付けているのか見たかったと思います。
広い駐車場は丁寧に除雪してありました。
実際の見学客は2台で、トラックは給食センターのトラックで
休憩していただけのようです。
この場所を訪れたのは2度目です。
私は魚の中でサケが好きです。
食べることもそうですが、海で育ち、
生まれた川に戻ってくるというのに夢があると思うからです。
サケの産卵時期は秋ですので、成長魚と稚魚の展示がメインになります。
入館するとすぐ巨大水槽があり、いろいろな種類のサケがいました。
水槽の内部の色は緑色になっていました。
標津川から水路を作り、秋に産卵を見ることが出来ます。
ここが産卵を見ることが出来る水槽です。
この時はシロザケの稚魚が約1万匹泳いでいました。
サケ科のイトウもいます。
この場所でイトウのえさを販売していて、えさを与えると取り合いになりました。
イトウの性格はどう猛のようです。
水槽にはいろいろな種類のサケが飼われていました。
本格的に見るにはもっと時間が必要だと思いますが、
この後、野付半島へ行きたかったので、そこそこの時間で切り上げました。
奥にあるサケの水槽の上にヒグマのはく製がありました。
シロザケは、下の砂の色で体の色を変化させることが出来るようです。
世界中にいる種類のサケ水槽です。
アイヌが作ったサケの皮を使った靴で、ケリと呼ぶそうです。
サケ漁の歴史やサケにまつわる文化を紹介したパネルコーナーです。
この後展望台へ向かいました。
天気が悪く、北方領土を見ることができませんでした。
ここから国後島まで25キロほどだと思います。
北方領土返還のポスターが貼られていました。
この後、野付半島へ向かいました。
今日も読んでいただきありがとうございます。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。