北海道旅行(13)
2012/3/4 (日)
「北海道開拓の村」は明治時代、大正時代の由緒ある建物が復元、再現されています。
愛知県でいえば明治村に近い施設です。
http://www.kaitaku.or.jp/
入り口で長靴を借りました。
冬は半分ほどの建物が閉鎖されて見ることができません。
昔、北海道は富山から置き薬を売る商人が大勢来たそうで、
それを展示説明した特別展が開催されていました。
たくさんの置き薬のパッケージが展示してありました。
この建物は旧浦河支庁庁舎で、大正時代の建物です。
大正時代に旭川に建てられた来正旅館です。
内部は当時をしのばせてくれる様、とてもリアルに造られています。
人形がいて、当時の旅館にあった調度品や布団が展示されていました。
旅館の前にある電柱は当時風の木製で造られています。
小樽市にあった明治時代の蕎麦屋さんを移築したものです。
大釜があり、蕎麦屋の食器や器が展示されています。
泊村にあった明治時代の造り酒屋です。生活雑貨なども売っていたそうです。
内部は当時を思わせる雰囲気でした。
日本酒を造る工程が丁寧に解説されていました。
古平町にあった大正時代に建てられた医院です。
ここが手術室のようです。
医院の待合室には囲炉裏がありました。
明治時代の米穀、雑貨、荒物などを販売していた商店です。
3体の人形があり、当時の仕事ぶりが分かります。
味噌や食器なども売っていたようです。
明治時代に帯広にあったお菓子屋さんです。
菓子や飴を売っている様子が再現されています。
引き出物用の菓子なども製造直売していたようです。
馬の蹄鉄を交換する店です。大正時代前期の建物です。
馬を柱に固定し、なお且つ右前足を固定して作業しています。
人間と馬ともリアルに造られていました。
そりを作る商店です。明治末期の建物です。
鉄道が普及するまで馬ぞりが主流でした。
明治時代の鉄工所です。
漁具や船の付属品、農機具などを作っていたようです。
浦河にあった明治時代の教会です。
教会内部はきちんと作られていました。集会所としても利用されていたようです。
小樽市にあった大正時代の漁師住宅です。
当時はニシン漁が盛んで、建物はいくつもの大きな集合体になっています。
ニシン漁を手伝ってもらう職人が畳一枚分で寝泊まりしていたようです。
囲炉裏のある居間はとても広く、大きな空間がある建物でした。
部屋はいくつもあり、大勢で寝泊まりしていたことがしのばれます。
これだけ部屋があれば移築作業はさぞかし苦労したものと思われます
入ってよい部屋と禁止の部屋があります。
付属の倉庫がたくさんありました。
網を保管していた網倉です。
50人以上が生活していたので、米倉があります。
船倉です。
ニシン漁に使う船が保管されていました。
焼尻島にあった漁師の住宅です。大正時代の建築です。
「北海道開拓の村」はリアルに当時の生活が再現されていました。
ここでカメラの電池が切れてしまい撮影ができなくなりました。
開拓記念館と開拓の村で時間を費やしてしまい、
昼の3時を過ぎてしまったので、ここで見学を打ち切り函館へ向かうことにしました。
私は「開拓の村」は3度目の訪問でしたが、見足りない部分があり、
もう一度訪れようと思っています。
両施設は内容が濃くてとても見ごたえがありますので、
歴史に興味があり、札幌へ行かれる方にお勧めの施設です。
夜になってしまいましたが、無事函館へ到着しました。
函館は湯の川温泉があるので、温泉のある花びしホテルへ宿泊しました。
とてもきれいな良いホテルでした。
和の落ち着いた雰囲気を出しています。
館内はとても広いですが、サービスは行き届いていました。
http://www.hanabishihotel.com/
ビジネスプランなので、あらかじめ布団が敷いてありました。
今日も読んで頂きありがとうございます。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。