北海道旅行(14)
2012/3/5 (月)
この日は函館から下北半島の大間へ行くフェリーに乗らなければならなかったので、
早く起きて朝風呂へ行きました。
花びしホテルは浴場が2か所あり、
この日は新館の最上階にあるお風呂へ行きました。
朝食はバイキングでしたが、メニューも豊富でとてもおいしかったです。
ホテル特製イカの塩辛は特においしく感じました。(写真右下です)
ホテルからフェリー乗り場まで8キロほどですが、
朝、函館の渋滞はひどく、1時間20分ほどかかりました。
余裕をもって出発したので出航時間に間に合いましたが、
車の乗船は私が一番最後でした。
この埠頭から青森行きも出航するので、
フロントガラス内側に大間行きのラベルを置くよう指示されました。
車はトラックが1台、乗用車が6台で少なかったです。
車が少ない場合、船のバランスを取るため中央に留めるようです。
隣に旧東日本フェリーの高速フェリーが係留してありました。
なっちゃんワールドといい、今は動いていませんが東日本フェリー時代の高速船です。
姉妹船になっちゃんLALAがあり、
一般的なフェリーの2倍ほどの速度(時速70キロ)で運航していました。
旅客運賃が高かったこと、燃料消費が多かったことなどが運航中止した理由のようです。
青森と函館間の定期航路で運航しているフェリーです。
運航会社が変更になり、東日本フェリ-から津軽海峡フェリーになっています。
陸から離れると函館の山が見えました。
いろいろ思い出が残った北海道とお別れでした。
右後方にすり鉢状の函館山が見えました。
フェリーの乗船時間は短く、1時間40分ほどで大間に着きました。
フェリーターミナルの建物は見当たりません。
工事現場事務所のような建物があり、それがフェリーターミナルでした。
船長は上手に船を岸壁に寄せました。
ゲートが開いて本州上陸です。
下船記念に一枚を写真撮りました。
下北半島の左上に大間があり、国道279号線を走り青森へ向かいました。
下北半島北側の道路で、海の先に北海道が見えました。
この旅行の少し前、国道を走っていた車が100台ほど吹雪で動けなくなった横浜町です。
この近くのガススタンドで聞いたのですが、今年は特に雪が多いそうです。
この後、青森市内から八甲田へ向かいました。
途中からきれいな八甲田山が見えてきました。
目的地は酸ヶ湯で、本州で一番積雪量が多いといわれるところです。
この日発表されていた積雪は4メートル30センチほどでした。
時々対向車が現れます。
「酸ヶ湯」は日本の温泉文化の元になったといわれる由緒ある温泉です。
宿泊客は大勢いました。
駐車している車のナンバーをみると、日本全国から来ていました。
築80年ほどの古い建物を修繕しながら使っているようです。
屋根から下がっているツララがとても大きいです。
旅館の横にスキーができる斜面があり、
歩いて登り滑っている人が数人いました。
建物は古く、すきま風が多かったです。
あんかがないと寝れないと思い、持参しました。
後から電気と電話設備を付けたようで、配線がむきだしになっていました。
暖房はガスストーブのみで、夜寝るときは危険なのでスイッチを切るように言われました。
古い旅館で増築を繰り返しているので、たくさん部屋があります。
館内に売店は2か所あります。
名物千人風呂の入り口です。
昔、地元の長嶋温泉にも千人風呂はありましたが、長嶋温泉より小さいです。
千人風呂の横にある売店で、こちらの売店は大きいです。
浴場の入り口には休憩所があります。
入口の戸が傾いていて、添え木で修理してありました。
食事は平均的レベルだと思います。
この写真を撮っていたら仲居さんから
あと料理が2品あるので忘れず写真を撮るように言われました。
この料理を追加で持ってきてくれました。
たくあんに見えますがホタテの刺身です。
噂には聞いていましたが、酸ヶ湯の泉質はとても良いと思います。
普通、白濁したお湯は酸が多くて肌が荒れるのですが、酸ヶ湯は違います。
長く湯に浸かっていると、体の疲れている部分(私の場合は肩と腰)が始めは痛みを感じますが、
徐々にやわらいでほぐれてきます。
温泉好きの人に ぜひともお勧めしたい温泉です。
今日も読んで頂きありがとうございます。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。