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北海道旅行(15)

2012/3/7 (水)



酸ケ湯も朝食はバイキングで、地元料理がたくさん並んでいました。 



料理の品数と内容は良かったと思います。



宿泊客を見ると年配の人がたくさんいます。
設備は古いですが、お湯の泉質が良いので中年以上に人気のある旅館だと思いました。



昨日見たつららが気になり もう一度見てみました。
つららが落ちて下の屋根を突き破らないか不安でした。



出発する時に宿泊客の車を見ると、「つくば」「川崎」「土浦」など
関東ナンバーの車が多かったようです。



冬の八甲田周辺は夜間通行止めになっています。



東北道の黒石インター方面へ向かう交差点についたところです。
この日もトータルで400キロほど走らなければならず、
早めに旅館を出発しました。
直進すると三内丸山遺跡があるのですが、時間がなく寄ることができません。
次回青森へ来たときは見に行こうと思っています。



天候は晴れていたのですが、雪が多く 両脇は壁のようになっていました。



しばらく走ると景色が良いところに出ました。



この山を下ったところに東北道黒石インターがあります。



東北道へ入り最初にある津軽サービスエリアで休憩をしました。



サービスエリアから岩木山が見えました。



出発しようとしたら自衛隊の車がやってきました。
パジェロを改造した車のようです。



2度目の休憩は岩手山サービスエリアで取りました。
ここまで来ると雪はほとんど無くなりました。



岩手山が目の前に見えました。



震災が起きてから東北道は全線無料となっているので助かりました。
一関インターで下り、最終目的地の気仙沼へ向かいました。
気仙沼へ向かう国道284号線途中にある道の駅「かわさき」で休憩をしました。



気仙沼在住のIさんは喫茶店を営業しています。
昼は混雑すると聞いていたので、昼2時頃到着を目指して向かいました。



この道の駅に北上大橋メモリアルモニュメントがあります。
説明を読むと、昭和10年8月末の完成直前に洪水が発生して流されてしまったようです。
その時の橋を構成する部品一部を保存しモニュメントにしているとのことでした。
新北上大橋は昭和13年7月に完成したそうです。



津波で大きな被害を受けた気仙沼中心部へ到着しました。
津波被害のすごさに唖然としました。
自分の想像以上に街は破壊されていました。



地盤沈下したので、道路は1メートルほどかさ上げされています。



南町商店街の仮設店舗です。
この中にある喫茶マンボにIさんはおられます。
キムチ造りの名人です。



車載ナビを頼りに向かいましたが、無事にたどり着くことができました。



Iさんお勧めの毛ガニチャーハンです。
料理が得意なIさんお勧めだけあり、とてもおいしかったです。



自慢のキムチは当日分が売り切れてしまい、
キムチ目当てで来店したお客さんが残念がっていました。



昼の2時を回っていましたが、ひっきりなしにお客さんが来ていました。



中央で料理を作っておられるのがIさんです。
この後、はちみつヨーグルトを食べてコーヒーを飲みました。
どれも大変おいしかったです。



Iさんが3時から休憩に入るというので、しばらく気仙沼の街を歩いてみました。



気仙沼の被災地は幾度もテレビで見ましたが、
現実はとても被害が大きく驚きました。



被害にあった銀行です。



かたずいていない建物がたくさんありました。



方々から重機の音が聞こえてきました。
以前のように街が復興するには、
何年も時間がかかるのではないかと思いました。



個人的に、テレビなどのマスコミは
被害の一部分のみを映しているのではないかと思われますが、
現実は深刻です。
街全部が無くなってしまうぐらいひどい状況でした。



何人も人が亡くなり、いまも行方不明の方はたくさんおられます。
そのことを思うと気の毒で言葉がありません。



震災から1年ほど経ちますが、連絡船に乗る桟橋は落ちたままの状態です。



森進一が気仙沼を題材にして歌った「港町ブルース」の記念碑は壊れていました。



この後、Iさんが陸に上がった貨物船があるというので、
見に行きました。
周囲にあった家は基礎のみが残されて解体されています。



海からこの場所までずいぶん距離があります。
余震が時々あるので、船が倒れないよう鉄の角材が溶接してありました。



Iさんは私のために夕方の営業を取りやめてくれました。
たいへん申し訳ないことをしてしまったと思いました。



この後、Iさんが地元ジャズ喫茶ヴァンガードへ連れて行ってくれました。

しばらくIさんと話をしてから仙台へ向かいました。
途中から三陸道を使いましたが、三陸道も無料でした。

被災地域の完全復興には相当時間がかかると思いますが、
我々被災していない者が協力し、
お金と労力を提供しなければならないと思いました。

今日も読んで頂きありがとうございました。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。
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