レクサスHS250h(3)
2013/9/27 (金)
レクサスHS250hの兄弟車にトヨタSAIがありますが、
異なる部分がたくさんあります。
一番の違いは静粛性です。
遮音材の量が違うと感じます。
ドリンクホルダーはコンソール中央に二人分確保されています。
センターコンソールは一段ですが、奥行きが深くて実用的です。
コンソールの蓋はひじ掛けを兼ねているので、
前後に調整することができます。
後席のドリンクホルダーはアームレスト内にあります。
ETCユニットはインストルメントパネルの助手席側にあります。
エンジンルームはたくさんトリムがありますが、
全体が囲われているわけではなく、少し大雑把に見えます。
ウインドウォシャー吹き出し口はボンネット裏側にあります。
フロントのけん引フック取り付け口は
バンバーの黒い部分の一部を取り外すようになっており、
デザインをスポイルしないよう工夫されています。
このクルマは入庫してすぐに買ってもらったので
今はもうありません。
試乗した感想として、
トヨタハイブリッドの特徴が色濃く出ていると思いました。
私は先代クラウンハイブリッド以降、トヨタのハイブリッド車に乗っていません。
トヨタのハイブリッドはエンジンとモーターがプラネタリーギヤでつながっているので
切り離すことができません。
日産と新しいホンダハイブリッドは自動クラッチ式です。
運転した感覚とし、モーター走行からエンジンが始動し切り替わった時の
ショックが大きいと感じました。
私は現在シーマ(現行ハイブリッドモデル)に乗っています。
シーマの場合、市内走行で半分ほどモーター走行できますが、
トヨタハイブリッドは4分の一ぐらいに感じます。
ニッサンハイブリッドはエコモードで乗ると
時速100キロぐらいまでモーター走行できますが、
HSは時速50キロ前後になるとエンジンが始動してしまうので、
モーター走行がとても短く感じます。
ニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリーの差かもしれません。
70年代の「ナナハンバイク」はいろいろな種類のエンジンが存在していました。
ホンダの4サイクル4気筒、ヤマハの4サイクル2気筒、カワサキの2サイクル3気筒、
スズキも2サイクル3気筒でしたが水冷でした。
現行「ナナハン」はほとんどのメーカーが4サイクル4気筒水冷に統一されています。
ハイブリッドも現在はいろいろな技術が入り乱れています。
トヨタシステムの場合、高速燃費が20%落ちるといわれており、
最近よくこの問題が指摘されています。
私はアウトランダーPEHVと新型アコードにたいへん興味を持っています。
トヨタ式はミッションが無い代わりにエンジンとモーターがつながっています。
これによりトランスミッションが不要になります。
その影響で高速走行はモーターを引きずることになり、
燃費悪化を招いています。
アウトランダーPEHVと新型アコードはこの対策が行われており、
私はたいへん関心があるので、近いうちに仕入れようと思っています。