プリンス&スカイラインミュウジアム(4)
2013/11/22 (金)
7代目のスカイラインは
通称名がはっきりしていません。
ここでは「ソフトマシーン」との説明でしたが、
一般的に「セブンススカイライン」と呼ばれているようです。
4ドアハードトップと2ドアのGTS-Rの2台が展示されていました。
7代目から4輪操舵システム(ハイキャス)が付きました。
スカイラインの位置づけと性質があいまいになった時代でした。
人気のあった8代目スカイラインの説明です。
「超感覚スカイラン」と言われていましたが、
サブネームのなじみは薄かったように思います。
R32の開発責任者である伊藤修令(いとうながのり)さんの愛車です。
イメージカラーのガンメタリックです。
これとは別にもう1台展示してありました。
今でも人気のある「RB26」エンジンは、
単体で展示してありました。
あまり知られていませんが、
スカイラインはR30からR32まで共通シャーシーとなっています。
R33は3台展示されていました。
1台はルマン用にホモロゲーションをとったLMです。
奥にある紺色のR33GT-Rは、
参考出品として平成5年の東京モーターショーに展示されたクルマです。
この時に「迫力不足」という意見が多かったので、
前後バンパーとリヤスポイラーのデザインを大きく変更したようです。
市販モデルは中央部分が可動式になっていますが、
このクルマのリヤスポイラーは固定式です。
このスポイラーはマイナー後の一般モデルに採用されることになりました。
アルミデザインは確定されていなかったので、
BBSのワンピースタイプを装着しています。
GT-R LMは、
フランスで毎年開催されるルマン24時間レースに出場するために、
1台のみ製作されたクルマです。
前後フェンダーが大きく張り出しています。
近くで見ると、とても大きく見えました。
このクルマは、日産の座間記念庫から借りていると思われます。
今日も読んで頂きありがとうございます。
R33GT-Rプロトタイプは、
20年前、
千葉県の幕張で開催された東京モーターショーで見たことがあり、
たいへん懐かしく感じました。
今思えば、クルマはずいぶん進化したものだと思います。
ミュジアムのブログはまだ続きますが、
よろしかったら読んでみてください。