東京モーターショー(8)
2013/12/13 (金)
マツダブースの展示車はすべて「ソウルレッド」と呼ばれる
赤色で統一されていました。
今年はコンセプトカーがないのでさみしい感じがしました。
話題の新型「アクセラ」ですが、
発売1か月の初期受注は目標台数の3倍にあたる1万台売れたそうですが、
ハイブリッド比率は19%となり、
想定していた40%を大きく下回っています。
通常のガソリン車のほうに人気があるようです。
この後、少し輸入車を見学しました。
ボルボの「コンセプトクーペ」です。
最近のボルボデザインはとても洗練され、人気があるようです。
「スカイランクーペ」のようなすっきり感を感じます。
アウディの最上級セダン「S8」です。
520psを発揮する4リットルV8エンジンを搭載した大型セダンです。
マイナーチェンジモデルですが、外観を大幅に変更し
フロントマスクのデザインが大きく変わっています。
「マトリックスLED」と呼ばれるヘッドライトは、
左右各25個のLEDが埋め込まれています。
これらは5つ毎にグループ化され、個別に光量の調節が可能です。
また、ウインカーにも18個ものLEDを採用しており、
内側から外側へとウェーブ状に点灯することで視認性を高めています。
4リットルV8エンジンは520ps、66.3kgmのパワーとなっています。
プラグインハイブリッドの「A3スポーツバックe-tron」です。
フロントロゴマークを横にずらして充電するようです。
説明を読むと満充電で50キロ走行でき、
その後はハイブリッドになり、
トータルで940キロ走行できるとのことです。
昨年10月に日本導入された小型車「up!」をベースにしたEVです。
フォルクスワーゲン初の本格的な量産EVであり、
最大出力60kW、最大トルク210Nmを発生するモーターを搭載し、
1回の充電で航続距離は最大160kmを達成しているようです。
フォルクスワーゲンの「XL-1」です。
燃料わずか0.9Lで100km走行でき、
10Lの燃料タンク一杯で航続距離550キロの走行を可能にしたPHEVです。
カーボンモノコックボディに、アルミ製のサスペンションを採用し
重量をわずか795kg に抑えています。
800ccの2気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力48ps) に、
モーター(最大出力27ps)を組み合わせたプラグハイブリッドシステムを搭載し、
7速DSGトランスミッションを組み合わせ
最高時速は160km/hとのことです。
このクルマは「ツインup!」です。
2気筒ディーゼルターボ+モーターのプラグインハイブリッドシステムを
パワートレインに持ち、100kmを走るのに消費する燃料はわずか1.1Lです。
リッター90km以上という驚異的な燃費を実現しています。
0-100km/h加速が15.7秒と日常ユースでの動力性能に不満はなく、
EVモードで最大50kmの走行も可能とのことです。
エンジンルームはカバーに覆われていました。
フォルクスワーゲンは「次世代カー」の開発に
かなり力を入れていると感じました。
ポルシェの「パナメーラS e-ハイブリッド」です。
従来の「Sハイブリッド」をマイナーチェンジを機に
大幅改良したモデルです。
搭載エンジンは従来型同様、
スーパーチャージャー付きの3リットル6気筒で
ハイブリッド・システムは
バッテリーをニッケル水素からリチウムイオンに変更し、
容量を5倍以上までアップし、
モーター出力も2倍以上に引き上げています。
エンジンを始動せず135km/hまで加速が可能で、
EV領域が大幅に高まっているようです。
ポルシェの展示車はすべてシルバーに統一されていました
ジャガー「Fタイプクーペ」です。
同時期にロサンゼルス・モーターショーでオープンモデルが発表されています。
往年のスポーツカー、Eタイプを彷彿させる流麗なスタイリングです。
個人的には「マセラティ」に似ていると思いました。
今日も読んで頂きありがとうございます。
これ以降のブログは後日アップさせて頂きます。