旭高原ツーリング
2014/5/1 (木)
先月始め、旭高原へツーリングに行きました。
桜が咲く少し前の時期でした。
バイクはGT750初期モデル2台とバンバンが修理中なので、
今現在、乗れるバイクは5型のみです。
最初はいつも行く矢作ダムへ向かいました。
ダムは岐阜県方面が崖崩れにより
通行止めになっていました。
GT750のエンジンはオールアルミなので、
時々磨かないと曇ります。
私は1500番以降のペーパーと
ピカール、メタルコンパウンドなどを使っています。
この時、リヤタイヤの溝が残っていますが、
今はほとんどありません。
バイクのタイヤは消耗が激しく、
GT750の場合、
フロントで約4000キロ、リヤで7000キロぐらいの走行が
限界のようです。
一人のツーリングは、
西三河山間部をあてもなく走ることが多いです。
旭高原から見た奥矢作湖です。
バイクはただ走っているだけでも楽しく感じます。
自分一人の世界に入ることができますし、
風や季節をじかに感じることができます。
自然な音と、
今は無い2サイクルエンジン音との調和が
自分の世界に入る入り口かもしれません。
私がGT750にこだわり
2台レストアを行った理由をご説明します。
昭和46年(1971年)にGT750の初期モデルが発売されました。
この時、私は高校1年生でした。
学校は普通科の進学校で
当然買えるはずもありません。
諦めるしかありませんでした。
長年、いつかは乗ってみたいと思っていました。
仕事が忙しくなり、GT750のことを半分忘れていました。
10年ほど前、もう一度バイクに乗ってみたいと考えるようになりました。
まず頭に浮かんだバイクはGT750です。
当時、買えなかったバイクが新車で売っていれば簡単に購入できますが、
いかんせん40年以上前のバイクです。
新車の状態まで復元させ、
新車で購入したつもりで乗ろうと考えるようになりました。
このため、レストアは徹底的にこだわりました。
私があまりにも細かい注文を出すので、
バイク屋さんに嫌われたほどです。
ヤフーや外国のE-bayを利用し
世界中から部品を集めました。
初期モデルが完成すると物足りなくなり、
もう一台、5型をレストアしました。
何歳まで乗れるか分かりませんが、
体力の続く限り乗り続けようと思っています。