自家用車をレクサスGS450hに変えました(2)
2015/4/10 (金)
ナビ画面はとても大きくなり、
12・3インチあるようです。
基本は左3分の2、右3分の一で情報が表示できます。
旧モデルは表示できなかった
音源の種類とアルバムタイトル、曲名が表示できるようになりました。
エアコンの動作内容が表示できます。
これも旧モデルで指摘されていたことです。
メニュー画面とナビ表示は上のボタンで行います。
コマンドで操作を行い、押し込むと決定になります。
旧モデルで指摘されていたエアコン表示は、
常時左右とも温度が表示できるようになっています。
オーディオのつまみは
高級オーディオを思わせるほど、質感が高くなっています。
このクルマはムーンルーフを装備しています。
すべてのスイッチは照明が入り、
プレミアムブランドのレクサスらしさを感じます。
ライトはすべてLEDが使われています。
左ドアミラーを見たところです。
ガラス面積は狭いですが、見やすくなっています。
右ドアミラーです。
ドアミラー形状が良いので、
高速走行時の風切り音がほとんどありません。
ハンズフリーテレフォンと
メーター中央のディスプレー切り替え、
音声コマンドスイッチは右ステアリングにあります。
オーディオの音源切り替えと、
曲の切り替え、ボリュームスイッチは左にあり、
このあたりはすべてのメーカーでほぼ共通となっているようです。
メーター中央のモニターに
ハイブリッドの走行状態が表示できます。
この情報はナビモニターに大きく表示することもできます。
ウインカーはメカニカルではなく、
オートになっています。
慣れるまでに少し時間がかかります。
ワイパーもオート機能があり、
感度を調節することができます。
最近のクルマは露出しているカップホルダーは2名分あり
アルミ製のフタが付いています。
この関係があり、
シートヒーターとクールのスイッチは
かなり奥まったところにあります。
スイッチが露出しているので、
タッチパネルで行う
クラウンのような使いにくさはありません。
ハイブリッド車は
マフラー出口が見えないようになっています。
車全体の質感は高く、
造りの良さを感じることができますが、
すこし気になった部分は走りです。
日産ハイブリッドと一番の違いは、
エンジンとモーターを切り離すことができないということです。
トヨタハイブリッドはプラネタリー(遊星)ギアでつながっており、
FRハイブリッドにおいては、
動力がモーターからエンジンに切り替わる時の
ショックがあり、後ろから追突されたような感覚があります。
日産ハイブリッドは、
エンジンを始動させモーターと同じ回転になってからクラッチでつなぐので
乗っていてもわからないぐらいショックがありません。
助手席に乗ってもらうと、
たいがいの人は、「あれ、いつエンジンかかったんだろう」
と言われます。
トヨタハイブリッドは、
モーター走行できる領域が少なく、
使用頻度が一番高い、時速50キロから60キロ位を
モーター走行することができません。
また、負荷をかけている時(アクセルを踏んでいる時)は
エンジンがかかってしまえば
決してモーター走行にはなりません。
ハイブリッドシステムの表示画面は
あいまいな部分が多く、
画面上はエンジンが停止していても
エンジンがかかっていることがあります。
日産ハイブリッドは、時速100キロ以上で走っていても、
アクセルを戻せばタコメーター指針はゼロを指し、
エンジンは停止しますが、
GSハイブリッドは1000回転を指しています。
モーターとエンジンが連結しているので、
エンジンはアイドリング状態になっているようです。
エンジンがかかっている時に
クルマが停止する時は、
クルマがとまってからエンジンが止まるので、
いきなりドスンといった感じでエンジンが停止します。
日産ハイブリッドのフーガ&シーマの場合、
どの速度でもアクセルを戻せばエンジンは停止し
エンジンが止まった状態で滑空するようにとまります。
GSハイブリッドに装備しているモーターは200psあり、
フーガは68psなので、3倍ほどパワーがあります。
トヨタハイブリッドはツインモーターの内、
一つのモーターがミッションを兼ねています。
この構造により、エンジンで造られた電力をモーターに供給しなければならず、
モーター走行する領域が減っているようです。
ニッサンのリチウムイオンバッテリーに対し
能力が落ちるニッケル水素バッテリーだということも
影響しているかもしれません。
昔、旧モデルのGSハイブリッドに乗った時に
なんて早いクルマなんだろうと思いましたが、
その後フーガハイブリッドに乗った時は
さらに速く感じました。
あらためて新型GSハイブリッドに乗ると
速いという感覚はあまり感じません。
ある意味、他メーカーのハイブリッド技術が
トヨタ式を上回っているのかもしれません。
走りに違和感を感じました。
しかし、全体の質感が高く、
ハイテク装備がたくさんついています。
あくまでも個人的な意見ですが、
短距離ならGS、ISハイブリッド、
長距離ならフーガやスカイラインの日産ハイブリッドがお勧めです。
気になる燃費ですが、
カタログに載っているJC08モードは
若干フーガを上回っていますが、
実用燃費は落ちるようです。
一度長距離を走り、
正確に測ってみたいと思っています。