豊岡コウノトリ(2)
2017/3/15 (水)
吹屋館の中は、
どのようにして銀を取り出したのかを
解説してありました。
最初は木炭を加えて
吹子で風を送り粗精錬します。
次に素吹で粗精錬した湯に石金を加え
木炭を乗せて吹子で風を送って溶かし、
銀を含んだ合金をつくります。
灰で作った炉に入れて溶かすと
鉛は灰の中にしみこみ、
銀のみが灰の上に残ります。
これを灰吹銀と呼ぶそうです。
これをさらに溶かし込み
上銀吹と呼ばれる「上銀」が完成します。
気になったのは
マネキンを改造したような人形なので、
顔つきが外人ぽく、
彫りの深いものになっていたことです。
坑内で実際に使われていた「ローダー」です。
生野銀山の発展に力を尽くした
フランス人の銅像です。
ここが見学できる坑道の入り口になります。
坑道は思ったより広くなっていました。
見学できる坑道は1000メートルあります。
ところどころに解説がありました。
人気がいない場所なので、
いきなり人形が表れるとドキッとしました。
昔は人の手で空気を送り込んでいたようです。
江戸時代に手掘りで掘った排水抗です。
ここにも人形がいました。
こちらにも
睨んでいるような人形がいました。
これも江戸時代の旧抗です。
今日も読んで頂き、ありがとうございます。
これ以降のブログは、後日アップさせて頂きます。