ブラック初期モデルのエンジンをオーバーホールしました。
2010/10/2 (土)
いつもコメントありがとうございます。
新居を購入した理由については、半分当たっています。
後半分は自分の自己中です。
今住んでいる家に趣味のバイクを保管する場所がなく、
いつかバイク用ガレージが欲しいと思っていました。
私はバイク以外に車も好きですが、一台を長く乗るというのではなく、
マイナーチェンジやフルモデルチェンジした時に、
どこがどのように変わったのかを調べることが好きです。
時々妻と温泉へ出かけるので、長距離ドライブで疲れない車が好きです。
R32からR33へ変わったときの変化は、デザインは別として関心しました。
いつもブログを読んでいただき、誠に感謝しています。
初期モデルブラックは、昨年春頃から水温が異常に上がるようになってしまいました。
それで今シーズンは乗ることを控えていました。
圧縮も弱くなりました。
購入したバイク屋さんの意見を踏まえ、自分なりにいろいろと調べましたが、
これを機会にエンジンのオーバーホールをすることにしました。
シリンダーを削り、0・5ミリオーバーサイズピストンを入れました。
標準を含め、オーバーサイズピストンはメーカー廃盤となっています。
しかし、社外品が数社から発売されています。
シリンダーブロックを外した状態の写真です。
ばらした部品は丁寧に保管してありました。
ラジエターと電動ファンです。
GT750は2サイクルですが、水冷エンジンのため、部品はCBやZより多いです。
購入時にスピードメーターをオーバーホールしてもらったので、
乗り出しは走行0キロからとなっています。
購入してから約4年で1万キロ走行したことになります。
マフラー下側の左右とラジエターガードです。
バイク屋さんにGT750の販売車が2台ありました。
2台とも46年式の国内物です。
一台は塗装が塗り直してありました。
奥まったところにあり、暗かったので良い写真が撮れませんでした。
もう一台はフルレストア車です。
製作途中でしたが、かなり綺麗になりそうです。
同時進行で7台ほど製作していました。
他はカワサキマッハのようです。
さすがにバフ掛けしたばかりのアルミ部品は光沢が違います。
フルレストア車のステップをみると、46年式国内物です。
クロームメッキとユニクロメッキをきちんと区分し、再メッキされています。
私のGTに付いていたピストンです。上部は相当焼けています。
ブラック初期はフルトランジスター点火でしたので、
これを機会にポイントに戻しました。
シリンダーヘッドは中古品と交換しました。
センターと右側のプラグ取り付け部分が腐食し
エンジンオイルが漏れていました。
バイク屋さんは私がGTマニヤだということをよく知っています。
依頼してから約一週間で修理してくれました。
修理が完了すると試乗してみたくなります。
さっそく茶臼山へツーリングに行きました。
エンジンがマイルドになりました。
アイドリングが安定し、80キロほど出すと、まるでモーターの様です。
圧縮が高くなったので、スローは1000回転以下でも安定しています。
私のGT750、三台の中で一番調子が良くなりました。
どれぐらい調子を保てるか分かりませんが、なにぶん38年前のバイクです。
当時の車は7万、8万キロ乗ると調子が悪くなりました。
バイクのエンジン寿命は車の半分といわれています。
三万5千キロが一応の目安といいます。
2サイクルエンジンは毎回爆発しているので、更に半分位になると思われます。
私は、バイクの趣味は65歳までと決めています。
いつまで乗れるか分かりませんが、出来るだけ末永く乗ろうと考えています。