フェアレディZ40thアニバーサリー
2011/1/29 (土)
本店にフェアレディZ40thアニバーサリーがあります。
ZはZ33時代から限定車がありました。
40thアニバーサリー(フェアレディ発売40周年限定車)を紹介したいと思います。
ボディカラーはダイヤモンドブラックの特別色となっています。
いろいろな色が交じり合ったブラックです。
19インチアルミはブラック専用塗装となります。
R35GT-Rに近いメッキ調の塗装です。
曙工業製ブレーキキャリパーは赤で塗られています。(標準車は黒に近いガンメタ)
今現在、ブレンボキャリパーをニッサン純正で採用している車種はR35GT-Rのみです。
一般道で試乗した感じでは曙製も変わらない印象を受けました。
逆に曙製も良く効くブレーキだと思います。
リヤブレーキキャリパーも小ぶりですが赤で塗られています。
多少やりすぎとも思いますが、ブーメランタイプのヘッドライトデザインです。
ヘッドライトのえぐりがアクセントになっています。
このデザインテーマはリヤテールデザインにも生かされています。
アニバーサリーの革を留める糸は赤になっています。(標準車は白)
ニッサン車はナビ内に電波時計が表示されます。
ダッシュセンター上の車載時計と一分ずれています。
ドア内張の革部分はボルドーのような色味で鮮やかです。
左(助手席)ドア内張もまったく同じデザインです。
Zは北米でニッサン370Zとして販売されています。
海外で人気のある車ですので、ドア内張はまったく左右対称に造られています。
パワーウインドースイッチのみ異なります。
シート色も鮮やかなボルドーカラーになります。
北米市場がメインの車ですので、パーキングフレーキレバーは助手席側にあります。
これがR35GT-Rでは右側にあり、日本、イギリス向けが優先されています。
Z33では日本と北米、欧州でバンパーが2種類ありました。
Z34はこれをひとつのバンパーで対応しています。
日本と北米ナンバープレート、横長のヨーロッパナンバープレートのどちらも対応できる
形状となっています。欧州は国によりバックフォグを装備しなければなりません。
その為、バックフォグも付いています。
ドアハンドルはアルミ製です。
スマートキーに対応しているので小さなスイッチが付いています。
ぱっと見エンブレムに見えますが、エンブレムを兼ねたウインカーです。
点滅するとオレンジ色に点滅します。
リアにアニバーサリーエンブレムが付きます。
Z33はV35スカイラインクーペと共用している部品がたくさんありました。
フィーリングが似た部分もありました。
Z34はV36スカイラインクーペとやや離れた車になったと思います。
燃料タンクひとつとっても、Z33はスカイラインクーペと共通部品(80㍑容量)でしたが
Z34は専用部品となっています。(72㍑容量)
またストラットバーが2点支持から3点支持になりました。
マフラーは最終出口にあるタイコ部分に入る排気管が一本から二本になっています。
その他にもたくさん違いはありますが、私が試乗して感じたことは、車がヘビーになったと思います。
スカイラインクーペはエレガントさを追求し、Zは走りを楽しむ車になったと感じました。
運転が好きな人ならお勧めしたい車です。
良く走り、良く曲がり、良く止まります。