Z34ロードスター(3)
2012/3/30 (金)
ロードスターの欠点というか泣き所といえば
シートのリクライニングが少ないことです。
シートを倒す角度が浅く仮眠しづらいと思います。
シート後方には若干空間があるので、簡単な物入れを装備しています。
運転席側後方に車検証を入れるスペースが設けてあります。
もうひとつの欠点はシートベルト位置です。
肩の位置が固定され、クーペより低くなっているので、多少違和感を感じてしまいます。
クーペとロードスターはシート形状が異なり、
ロードスターは背もたれの肩口が上まで上がり、
ヘッドレストを囲みこんだデザインで、形が小さくなっています。
ソフトトップの開閉は、まるでからくり人形を見ているようです。
わずかな時間で開閉できます。
ソフトトップ前方のロック解除は自動で行ってくれます。
ある程度開いたら、後方にあるソフトトップを収納するフタが開きます。
この部分にソフトトップが収納されます。
ソフトトップが収納されたらフタが閉まります。
ロードスターの内装色はブラックのみで、
サンバイザーとピラートリムもブラックです。
ソフトトップは2重構造となっており、内側はグレー色になっています。
右側ドアミラーの視野です。
左ドアミラーの視野です。
最近の車の空力が計算されているので、
ドアミラーは小さめになっています。
ロードスターの魅力は 意のままに操れる雰囲気を醸し出していることではないでしょうか。
GT-Rと比較することはナンセンスかもしれませんが、ロードスターの走りはとても軽快です。
クーペより車重はありますが、二人乗りで3700CCの排気量があるので、
車が軽く感じます。
よく走り、よく曲がり、よくブレーキが効きます。
この車はバージョンTですが、バージョンSTとの違いはブレーキのみです。
バージョンTは標準ブレーキですが、普通の車よりよく効きます。
わずかな時間でしたが、車から下りるのが残念なくらい楽しい車でした。
スタイリッシュで運転することが楽しくなる車だと思います。
たくさん乗れるミニバンもよいですが、
たまに運転を楽しみたい方にお勧めしたい車です。